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京都の通りすべて歩く - 仏光寺通

5つ目の通りは、仏光寺通

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仏光寺通 (ぶっこうじどおり)

ずばり、その名の通り佛光寺がある通りなので「仏光寺通」というすごくわかりやすい通り名。系統としては、平安京時代にあった「五条坊門(ぼうもん)小路」にあたるもの。坊門とは、平安京にあった街の門のこと。

西側は現在は阪急の線路があるところまで。東側は鴨川までというわかりやすい通り。今回は西側からスタートするので、阪急の「西院駅」から、徒歩でスタート地点を目指す。

最初、道を間違え、名のなき通りを進んでしまったが、軌道修正し仕切り直しするなどした。

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序盤は昔ながらの商店街が続く。

御前通を超えたちょっと先に、橋がかかっている。川の名前は、「堀子川」という名前が付いているが、これはどうも通称らしく、正しくは「西高瀬川」とか呼ばれているとか。京都の地名がたまに一貫性が無い問題は、後々も自分の調査を妨害してくるが、それはまた別の話である。

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> 「堀子川」の通称で親しまれている、西高瀬川

こういう川の上にせり出している家とかは結構好きである。

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ここから少し歩いたところには「壬生京極会」という商店街があり、壬生菜 (この辺で取れていたと言われている野菜) をモチーフにした、キャラクターの旗が出迎えてくれる。

そして、壬生といえば、壬生寺である。壬生寺については、ほかのブログなりのほうが詳しいと思うので、ここではもっと地味な情報を伝えていきたい。

壬生寺の中には菅原道真公にゆかりのあると言われている「一夜天神」がある。道真公が流罪に処されたときに、いろんな場所を回ってはそこに天神ができるというのがよくあるシナリオなのだが、ここは「親戚を訪ね一夜を過ごした」ということで、「一夜天神」という名前が付いている。

そこには、最近作られた撫で牛が居るのだが、この牛の面白いところは、抗菌対応しているということである。故に安心して (?) 撫でることができる。実に2021年だなぁ。

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烏丸通を通り過ぎ、少し行ったところには、通りの名前の由来である佛光寺がある。浄土真宗のお寺で、開かれていて少し腰掛けて建物を眺めるには気持ちのいい空間である。寺の境内にはカフェがあるのだが、昨今の事情もありこの日は開いていなかった。

カフェの前の休憩スペースには、かまどと茶釜がある。参拝客にお茶を振る舞うために使われたものだろうか。特に解説等はなかった。

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ちなみに、佛光寺のウェブページ上には、おときレシピという料理コーナーがある住職ポエムも、ウェブページ上で確認することができ、なかなか情報量の多い楽しいコンテンツがいっぱいある。見たほうがいい。

寺町通に当たるとき、見事なクランクを超える。また、秀吉お得意のクランクか? と思ったが、古地図を見る限り昔はここより先に仏光寺通が存在しなかったように見受けられる。寺町通沿いには寺がみっしり存在していて、この正面にある建物の場所にも、やはり寺が建っていたようだ。(地図上は、法然寺と書いてあり、今は嵯峨に移転しているようだ。)

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ここには、このような看板があって、ここがかつての電気街であったことを伝えている。ここに並んでいる特約店、もう1店舗も存在しないのではないか。。

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最後は鴨川に出会って終了。いつ見ても爽やか。

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仏光寺通の最後にある公園には「仏光寺」の名前が記されており、この日歩き抜いたことを祝福してくれるのであった。4kmほどだった。

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