[うんてんしたい人01]ペーパードライバーの頭の中。
地元の田舎にUターンしてきて3年経過。
夫もいるし実家の家族たちもいて頼ることができる。
産前産後な感じの数年間だったから、「頼らせて」が言いやすかった。
でも車がないと、自分ではどこにも行けない。
ちょっとカフェ、とか、文房具みてこよう〜♪みたいな、これまでの都会暮らしでできていたようなことが何1つできない。
バスはほぼ通らない。電車の待ち時間は半端ない。行きたい場所へのタイミングも合わない。やりたいことが叶わない。通販以外の選択肢がない。誰かに乗せてもらえる時を虎視眈々と狙う日常。もともと在宅勤務で仕事にはほぼ影響がないけれど、他のことが何1つできないんだから。自己肯定感もやたらに下がる。
最初は保育園まで徒歩数分圏内のアパート住まいだから私が送り迎えしていたし、ファミマも近くて最高だった。
現在は保育園まで徒歩25分を超える距離の一戸建てに越したから、色々と一変した。散歩は好きだけど、片道30分を超える歩きの移動をしようものなら、乳飲み子が一緒だから、私が思う以上に、色々心配されちゃうし(寒い中、、、とか、暑い中、、、とか)。
まず、現実的なところで、保育園には夫が送り迎え。買い物も基本的に頼むか時々一緒に行っていた。順調な感じだったけれど負担かけてることを申し訳なくいつも思っていた。
そして夫も、「だんだん厳しい気がしてきた」と言い出す時がきた。仕事の仕方が次の期からガラリと変わるからだ。
もう覚悟しなければいけない。
そろそろ私の出番だ。
ついにペーパードライバーの看板を下ろす時がきた。
でも、怖い。
私はおっちょこちょいだ。びっくりのリアクションも大きい。大きすぎる。
これで車道に出るなんて、本当に怖い。
何をしでかすかわからない。
乗るの、自分だけじゃないんだよ。子どもを乗せるようになるんだから。
でもさ・・・車に乗ったらさ。好きな時に行きたいところにいけるのでは?
それって、最高では?!!!!ムフムフ…(鼻息)
怯える気持ちと、乗れるようになりたい気持ち。
考えすぎて、「自分は外に出てはいけない。そもそも、人に会ったら害を与えるのでは?」という、自分で自分の人格を否定するような妙な気持ちまで出てきた。やめておけ、という声が頭の中にする。
これは無自覚な防御システムなのか。見えない力w が、世のため人のために「この人が、運転しないで済みますように」と阻もうとしてくれているのか?
うーん、どうやら本当に怖がっているみたい。私。
だけど、、、
うん十年生きてるんで、知っているんですよね、一応。
「怖いのは最初だけ」ってこと。
学生時代、最初は何もできなかったアルバイトが、失敗しながら、だんだんに慣れてこなせるようになっていくこと。なんだかんだ手をつけてみたら「これ、得意だ」って気づいちゃうことだってあるってこと。
ほら、むふふなことが実現しちゃうかもしれないんだからさ。
やってみた方が良くない??
さあさあ、いい方の未来に向けて、計画を立てて進めていこうじゃないか〜。
これは、2019年12月の話。続きはまた今度〜!
**
LINEスタンプ、絵文字つくったりもしてます