うんてんしたい人02:ペーパードライバーの思い出。近所のおじさんに徒歩で追い抜かれた、人生2度目の運転。
「え、合格なんですか?こんなんで、運転して大丈夫なんでしょうか…」
掲示板で自分の合格を知ってすぐ、不安に包まれた私。。。
「…まあ、免許を取ってからが本当の練習だからねえ」という教習所の先生の言葉は、自分でも意外なんだけど、どうやらまだ、心に残っているようです。
十年どころじゃなく、遠い昔。
間違いだらけだったのに免許を取らせてもらった!お慈悲に感謝します…!とさえ思っていた私は、教習所の先生の言葉を胸に、たまの帰省の機会に運転を練習することに。
当時は地下鉄やバス、なんなら徒歩で用の済むような街(仙台)に住んでいたので乗る機会はまるでなく、実家に帰って来た時だけがチャンス!だった。数ヶ月に一回か、半年…もしかしたら数年に一回だったかもしれない。
家族の車を借りて、祖父母の家のあたりをぐるっと回るという、国道に出ない作戦。
おおお、、、
おおおお
と小声で言いながら車を走らせていたら、近づいてくる人が。
ご近所のおじさまです。
私が走らせている車の窓を覗き込みながら「帰ってきてたのか〜。おお、運転してるのか〜。そうか〜。」なんて、話しかけてくる。そして、のんびりと追い抜いて何処かに行くおじさま。
歩くおじさまに追い抜かれるほどのゆったり運転、それが私の2度目の車道。
なかなかシュールで、うっすらと笑いさえ込み上げてくる、そんな記憶。
それでも若き日の私は、なんとなく夢に胸を躍らせ
「もっと練習したら、近いうちに、国道にも出られるはず!」
でも、、、これは案外「年期の入ったペーパードライバーだけど、う・・・運転してみるぞ!」と心に決めた今だって、同じかもしれない。
『本気出してないだけって言っちゃってる』的な小っ恥ずかしさとともに、懲りもせず、これからまだまだ明るい未来があると思えてしまう。
2度目の青春・・・いや違うかな。でも、ちょっと、くすぐったい気持ち、なかなか悪くないですよ。ふふふ・・・
まだ、これは回想シーン。運転練習を開始するのは、2019年12月頃なんですから。続きはまた今度!
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