富士ヒル2023 40-44優勝/1051名
いってきました初の富士ヒル。結果はタイトルのとおり、うまくいきました。今回のレースを振り返ると、運命の分かれ道となったところが2つあるのでそこを書いておこうと思います。
ひとつめはレース前夜に岩本カントクの部屋をぼくたち3人(大賀、大野さん、西川さん)で訪れたときのこと。ぼくの方からカントクにアドバイスを求めました。
岩本カントクとは、ぼくら615六甲朝練のブレイン、登れる賢い子、とにかく私がこれまで練習内容、レースでの走り方、その他いろんなことを参考にさせていただいているお方。てっきり
・最初は踏みすぎないようにしましょう
・通過タイムは〇キロ〇分です
みたいなことを言われるのかと思っていました。ところが言われたのは
・メーターなんか見ないですよ
・集団についていくだけです
・ペースが遅いと判断したら余裕ある選手に声かけて飛び出すかもしれません
・何か動くなら10キロ以降ですよ
・ゴールドペース?ゴールドは一度とってるから別にもう一度無難にとっても仕方ないですよ
・当然自己ベストは狙っています
でした。
そうですよね。富士ヒルはレースなんです。ペースを守って仲良くトレインでペース合わせて走る会ではないのです。一気に不安がとれて、自分がやるべきことがはっきりしてきたように思えました。自分を信じて踏む、レースをするだけです。
ふたつめはレース中でのお話。無事に岩本カントクが言っていた10キロ地点を無難に先頭集団でこなしてしばらく経ったとき、一人の選手がスーッと集団を引き離していくのです。無理な逃げとは違い、これはひょっとしたらこのままいっちゃうんじゃないかと思いました。派手なビオレーサージャージ。YouTubeで見たことがある、にんにんサイクルのにんにんさんです。前日のカントクとのミーティングで年代別上位、そして優勝を意識していた私。そしてレースが始まってスイッチが入り、楽しくて仕方ない、身体も余裕があり踏みたかったのです。一瞬の迷いもなく捕まえにいきました。
幸いなことに、20秒ほど強く踏むだけで捕まえることができました。しばらく後ろにつかせてもらい、脚を休ませてもらいます。あとはごあいさつ、自己紹介、協調、、、くわしくはにんにんサイクルさんの動画をご覧ください。ほんとうにいい感じに編集してくださって感謝です。私のプロモーション動画としてつかえそうです。
このとき飛び出しを控えていたら、今回のタイム61分29秒よりきっと遅いタイムだったし、年代別優勝もとれていないのではないかと思っています。
そんなふたつのできごとが大きな分岐点となり、狙っていたゴールドリングつまり65分切りに加え、40-44年代別優勝🏅まで獲ることができました。岩本カントク、にんにんさん以外にも、一緒に練習してくださったみなさん、レース直前にアドバイスをくれた昨年優勝者の東野さん、運転に加えて自転車を磨いてくれた大野さん、いつも自転車を万全の状態にしてくれる輪心さん、身体のコンディションを整えてくださる凄腕鍼師の院長など、たくさんのみなさんありがとうございました。
夢だった、、、とかではありませんが、とてもわかりやすいタイトルを獲れて嬉しく思っています。
このいい状態をキープするというのではなく、ここからさらに積み上げていきます。次の目標となるレースは9月のsda王滝です。王滝に向けて\\\\٩( 'ω' )و ////
にんにんサイクルさんの動画
これまじ私のプロモーション動画に認定します
takaさん動画
富士ヒルゴールドを獲りたい方、登りが速くなりたい方、あまりそのための情報は書いていません。もし44歳のおっさんの話をききたければ対面でなんでもきいてください。最近は全部ネットに流すのではなく、対面での対話を大事にしております。
今回もお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?