S-Cinetoneの所感
昨日、久々にS-Cinetoneで撮影しました。
結論、なんか難しい。
S-log3でも同じなんですが、適正露出でないといい感じにならない。
逆に言うと明るさがある程度一定な場所、例えばライティングなどで光が安定している場所だと、もうS-Cinetoneでいいじゃん、になると思います。
外の日差しが強いとか日陰があるとか時々曇りになるとか、そういった光の変化が激しい場所だと、空が白飛びしてしまったり、青空の色が出たり出なかったり。
なのでおすすめ設定としてはホワイトバランスは固定(太陽光など)しておき、ISOはオートに設定しておくと、カメラ側がS-Cinetoneの色作りをいい感じにしてくれるような気がします。
ちなみにS-CinetoneのDual Native ISOは、100/2000(ZV-E1の場合)みたいなのでNDフィルターをつけて上記のISO範囲になるように調整することも重要です。
S-Cinetoneを使って改めての所感ですが、ZV-E1はよくできてるなと。
シネマティックVlogモードで簡単にいい感じの撮影をやってみて、少し欲がでてきたらS-Cinetoneに挑戦、さらに露出や絞り、シャッタースピードやNDフィルターの調節ができるようになってからS-log3というふうにステップアップさせてくれる、そんないいカメラだなと再認識しました。
そして高感度に強いカメラなので、室内でも夜でも、いつでも撮れる。
そしてA7S3やFX3と比べて価格も安く、軽い。
決して安いカメラではありませんが、A7C2が出てきた今、ビデオカメラとしては再評価されてもいいのではないのでしょうか。