初めてのマフラー|編み物沼より愛を込めて
何年か前からかぎ針でちまちまと小さなモチーフを編むことはあったんですが、本格的に練習し始めたのが今年、2024年の8月頃。
最初はグラニースクエアを繋げてバッグを編みたい!と意気込んでいたんですが、引っ越しなんていう大きなイベントがあり、一時中断している間に、どこまで編んだか分からなくなってギブアップ。
引っ越しを終えて一段落して、さて今度は何を編もうかと考えている時に、引っ越し先の大きな手芸屋の場所を教えてもらい、目を輝かせながらお店を見に行きました。
旦那さんと一緒に行ったので、初めての土地でも迷わず辿り着けて有り難かったです。
そうして見に行った手芸屋は地下も含めて5階建てで、5階すべてのフロアに手芸用品が詰まっている、本当に大きな手芸屋でした。
元々住んでいたところにはそれほど大きな手芸屋はなかったので驚きです。
お目当ての毛糸コーナーは1フロア丸々使っていて、初めて見る毛糸の量に圧倒されます。
今回は旦那さんに好みの色と触り心地の毛糸を選んでもらい、旦那さん用にマフラーを編むことにしました。
初めてマフラーにチャレンジするので、YouTubeで見つけた編み方動画を参考に編んでいきます。動画では幅216目でしたが、個人的には長くて大きなマフラーが好みなので、300目で編み始めました。
かぎ針は7号針で編編みました。
参考にした動画はこちら↓オリンアムさんです。
動画を何度も繰り返し見て、時に音楽をお供に、そして友人たちとの作業VCをお供に、どんどん編んでいきます。
私は玉編みがとても苦手なので、何度も何度もやり直しながら進めていました。
最初、キツく編みすぎたまま4段目の半ばまで編み進めていたんですが、もっとゆったり編んでもいいかも…と意を決して糸を全てほどいて(製麺しました)、最初からやり直すことに。
二度目に編み始めた時には"ゆったり"を意識して、そうすると思うようにスムーズに編めていたので、力加減はとても大事なんだなと思います。
途中、実親とディズニーランドに旅行に行ったり、その二日後に旦那さんと温泉旅行に行ったりして、一週間ほど編む手が止まりましたが、それはさておき。
日に日に編む手がスムーズに動き、段々と楽しさが増して、モチベーションもグッと上がったように思います。
私はずっと編んでいると過集中になり、手を止めた頃には疲れ果てて具合が悪くなることが多々あるんですが、今回は作業VCがあったり、ポモロードタイマーを活用したりと、うまく息抜きしながら作業を進められたので、長く編んでいてもあまり疲れを感じませんでした。
休憩は大事。
余談ですが、こうして編んでいると、旦那さんと離れて過ごすことの大切さもよく分かります。
関西から関東に引っ越してきて、近所に知り合いが誰もいないので、VCなど画面越しではなく現実で関わるのが旦那さんだけという状態なんですが、そうするとどうしても依存気味になってしまう。
他の人たちと積極的に関わったり、一人の時間を持ったり、私はそういうことを上手に両立できないので苦手意識があるんですが、今回のマフラー編みが旦那さんと程よい距離感で過ごす練習にもなったと思います。
編み始めたのが9月の末頃、なんだかんだと編む楽しさにのめり込みながら編み進めて、3週間ほどで編み終えたマフラーがこちら。
よく見ると荒いところが沢山ありますが、初めてにしては上手に編めたのではないでしょうか。
そして、完成まで持って来れたのが、実は片手で数えられるくらいなので、完成まで走り切った達成感でいっぱいです。
自信もついて、次の作品へのモチベーションも上がって、受け取った旦那くんも喜んでくれて、ご満悦な私です。
次回は正月に関西に帰省するので、その際に姪に贈るものをいくつか編もうかなと思っています。
毛糸は買い足したので、あとは休憩を挟んで編んでいくだけ。
その間にYouTubeやInstagramで他にも動画や編み図を探して、どんどん編みたいものが増えていく。
時間や毛糸がいくらあっても足りません。
編み物沼に足を突っ込んだ私の日記でした。おわり。