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11月に受けた第二回目の結果|中卒ASDが転職のために高認試験を受ける

正直ダメだろうと思いました。
11月の頭に第二回目の高認試験を受験がありました。他の7科目は合格していたので、今回の受験科目は地学基礎のみ。

知らない土地に引越してきて、引越し先の受験地も初めて訪れる場所。事前に電車の時間やルートを調べてはいましたが、予行練習と言わんばかりの現地下見はしなかったので、当日なんとか辿り着いた…という感じ。早めに家を出て、早めの電車に乗り、地図アプリを見ながら受験地に着いたあとは、近くにあったカフェで昼食を済ませました。

スマホで文部科学省のサイトから過去問を見て、サンドイッチを食べながら片手間に解く。過去問を解いている時点では八割ほど点数が取れていたので、まあ大丈夫だろうと鷹を括っていたのです。

地学基礎は時間割でいうところの最後の枠だったので、カフェで悠々と過ごしたのち、15時前には受験地に戻りました。

受験の説明に関しては以前と変わりませんから、筆記用具の用意をして、問題用紙と解答用紙が配られるのを見ながら聞いていたわけなんですが、

実は当日、体調が思わしくなかったんですよね。

具体的な症状は伏せますが、時間が来るまでの間にだんだん不安になってきて。屋外は暖かい気温でも、屋内はなんだかひんやりしている。上着を膝にかけて、それでも少しずつ不調に襲われていくわけです。

そんな中すべての解答が終わり、時計を見ればあと15分ほど時間が余っているという状態。問題を見直しても、さほど書き直すところは見当たらない。

周囲の様子は見れないし、かといって席を立つこともできないまま、どんどん体が冷たくなってきて、とうとう片手を上げてしまったんです。体調不良を試験官に伝えて、控え室に案内してもらい、少しの間その場で受験番号など伝えつつ雑談を交えて緊張をほぐす時間を過ごしました。

ああダメだ、と思った。帰宅後、AIなどと共に自己採点をしたけれど、答えが出せなかったものを除いても、多分合格点には届かないのではないか?という結果です。

鬱々として、その夜は涙を流しながら布団に潜りました。

次の朝には、でも頑張ったし、また次の試験を頑張ればいいさ、と開き直っていたのですが、心の奥底では落ち込んだまま、一ヶ月が経ちました。

もう当日の夜に落ち込んだ気持ちはほとんど忘れてしまっていて、ただただ落ちてしまった事実を見て次に進みたい。朝からポストと玄関を何度も往復して、その度にまだ結果が届かないと落ち着かなさを旦那さんに披露していました。

昼過ぎ、届いた結果の封筒を抱えて部屋に戻ったんですが、開けていない封筒の触り心地が、なんだか前回より硬いような?書類が多いのかな?まさか厚紙なんか入っているわけがないのに。

そっと開封して、恐る恐る中を覗いたあと、旦那さんの名前を大声で呼んで、中を見せるわけです。

手の中には高認試験の合格通知。あんなに落ちたもうダメだと嘆いたのに、どうやら合格点に足りていたようです。

喜びのあまり勢いのまま撮った合格証書

そんなわけで、高認試験との戦いは幕を閉じました。

これで履歴書にも高校卒業程度の資格を書けるわけで、高卒以上の求人にも応募できるみたいです。

今後は以前のように在宅の仕事に就けるよう、Excelの資格を取るべく勉強をするつもりですが、ハンドメイドの小物をminneで販売してお小遣い稼ぎのようなこともしようかなと考えて、準備を進めています。それに関してはまた別の機会に。

そのほか、障がい者用の転職求人サイトやハローワークの障がい者相談窓口などで仕事を探し始めています。すぐに仕事が見つかるとは思いませんが、諦めずに頑張っていきたいです。

そして、他にも取ってみたいなと思える資格があるので、コツコツ勉強を続けていけたらなと。いやもう、達成感がすごいので。自己肯定感爆上がりでした。

こんな私でも勉強できるし、勉強したら結果が出るんだ、と。

ということで高認試験に関する記事は終わりです。
応援してくださった方々、記事を読んでいいねを付けてくださった方々、すべての人に感謝します。ありがとうございました。

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