メッセージボトル-0222:幸運の星
正直に言います。本当は書く気がありませんでした。だってハマって数ヶ月の人間がメンバーごとにnote書くとか重すぎるやろ……1月のライブの余韻引きずりすぎ。せめて推しだけにして。あの人8月だからなぁ。
ReLITというアイドルグループが好きです。多くは語らないから、とりあえずこれを見てくれ。髪が赤いのが綾野れんくんです。最高でしょ?
本当に、このnoteを書くつもりは微塵もありませんでした。何かを書くには私は綾野さんのことを知らなさすぎて、何か言葉にしないといけないことも特にないというか、今じゃないかな、と思っていたので。
けど、綾野さんがInstagramに1月のライブの写真をあげた日の夜、この動画を見つけてしまいました。それからすでに見たことのあるいろんな踊ってみたをもう一度全部見たけど、これが1番好きだった。というか、私が見たことのないソロプレイヤー綾野れんの姿だな、と思った。
めっちゃくちゃいろんな角度からこの動画の好きを語れるんですけど、問題はそこじゃなくて。
こんなに魅力的で好きなところいっぱいあるのに、私、ライブでそれに全然気づけなかった。
それはもちろん演目違うし、私が推しばっかり見てたり、だってあの綾野さんだものそりゃ上手いやろ、という一種の甘えにも似た鷹の括り方だったり、他のメンバーがそういう、いわゆる私の好きポイントをより的確に抑えてきてるだけなのかもしれないけど。
気付けなかった、というシンプルな事実に今死ぬほど悔しく思っています。ていうか艶やかさとキレの良さって両立できるんだ……この世の理がひとつ変えられてしまった……
それから少しだけ、こわくなりました。
以下、何も知らんオタクのひとりごとです。
言葉にするのはちょっと辛いんだけど。
居心地の良い場所が最良であるとは限らないし、多様性がもどかしさに繋がることもあるけれど、グループとしてReLITでいることを、後悔して欲しくないな、と思います。
グループのために何が出来るかって悩んでるところなのかなぁ、とは薄っすら感じていて。持って生まれた突出した才能と、それに劣らない情熱を持ち合わせているからこそ、エースという言葉に段々身動きが取れなくなってきている。そんな風に、みえていました。少なくとも去年の秋くらいから、少しだけ。個人的に。(1月の1000clubを経て、少しずついい方向に向かってるのかな、とは思っています。よかった!)
進むためには思考することをやめてはいけないし、考えて行動することでしか変えられないことはたくさんあるけれど、綾野さん個人ができることというか、ソロプレイヤーとして考えた時に何をしてると楽しいのか、何をもっと成長させたいのかっていうことも、もう少し大事にしてあげてもいいのかなって思ったりもします。それをして許されるだけの才能が綾野さんにはある、と思う。もうしてたらごめん。このnote閉じてもらっていいです。
グループを引っ張っていくことって、集客力とか目に見える数字に限らないはずで。ていうかすぐに結果が出ることなんて残念ながらこの世にそうそうない。成功例がね、すぐ近くにいくつかあるから焦っちゃうのもわかるけど。大事なのは、チャンスがくるかどうかじゃなくて、チャンスが訪れた時に、それをモノにできるかどうか。その時のために努力を積み重ねることが今のReLITにはまだ必要で、だからこそ、個人として最強の綾野さんがエースであることに意義がある、と思っています。
…………やばい真面目なテンションで書いちゃったな〜、ビジネス書か?眠くなってない?大丈夫?まぁあれです、肩書きの重さに息苦しくなっちゃう時もあるだろうけど、でも立場が人をつくることもあるから。やっぱり私は、綾野さんにReLITのエースでいようとし続けて欲しい。
今の綾野さんがとても好きだ、というファンの方の呟きを目にしたことがあります。穏やかで優しくて楽しそうで、グループのことを1番に考えてくれて、ReLITになろうとしている。そういう風に変わったことがとても嬉しい、要約するとそんな内容でした。首がもげるほどうなづいた。ステージの上でもそれ以外でも、メンバーと一緒にいると楽しそうな綾野さん、すごくいいなぁと思います。
でも同時に、かつてのギラッギラの尖ったシルバーナイフみたいな鋭さもまた、綾野さんのらしさであり魅力なのかな、とも思います。研修生の頃のことを私は全然知らないけど、KINGの動画はそれが画面の向こうからひしひしと伝わってきた。
そしてグループでいるために、綾野さんは一旦ナイフを捨てることを選んだのだ、と思いました。
今はまだ足並みを揃えて、あるべきかたちを模索しているところなのかもしれない。振り返ってあの頃は若かったなって思ってるかもしれない、納得してナイフは自ら捨てたのかもしれない、もしかしたら捨てた自覚すらないかもしれない。けどギラギラした気持ちも綾野さんの一部だから、きっと全部捨てきれなかったそれが内側から滲み出て、やがて焦燥と乖離に繋がる、そんな心配をほんのちょこっとだけしています。何もかも取り越し苦労であってくれ〜…
いつかそうやって立ち止まってしまった時、もっと綾野さん個人が突き抜けていく、そういう選択肢が必要な時にちゃんと選べるような度量の深いグループであって欲しいと、そう願っています。それをグループとして許すということはつまり、他の人たちが今以上に気の遠くなるような努力をしないといけないということと同義です。綾野さんを、ひとりにしてしまわないために。
才能は人を孤独にしてしまうけど、何の因果か綾野れんの隣に青野精一郎がいて、同じ方向か熱量かは何も知らんが、ReLITのことを心の底から愛して未来を考え続けて語り合える人がいるということ。多分もしかしたらお互いにとってとても幸運だったのでは、と思っています。そういう意味で、私は地球のことをとても信用している。頼むよ、リーダー。………私は一体どの立場なんだろうな???
単純な話。ナイフを手放して、7人で生きることを選んだその先でもう一度綾野さんがあのギラギラを取り戻す時を、私が勝手に夢見ているだけです。オタクは夢をみる生き物なので。
私たちの目に星が瞬いて見える現象を、シーイングと呼びます。宇宙から届く光が大気を通る際に何度も屈折することで、ゆらゆらと揺れてみえる。主にシーイングがみられるのは恒星のような遠い小さな光です。惑星のような太くて強い光は、揺れるように瞬いて見えることはありません。
優しさと強さを兼ね備えた綾野さんがいつか未来で放つギラギラは、瞬かない星のように煌々として、きっと世界に届くはず。
あとね、初めて書くけど、私、ReLITに綾野れんというアイドルがいてくれたこと、めちゃくちゃラッキーだと思ってるんです。
好きになったグループに、こんなに才能と情熱に溢れたエースがいる。
そんな幸運に巡り合えたことが、すごく幸せ。
綾野さん、お誕生日おめでとう。
次のステージで会えるあなたを、楽しみにしています。