1月14日、熱帯夜にみる夢
ライブが好きです。それなのにチケットを買っては仕事で行けなくなり…を繰り返すこと3回。心待ちにしていました。やったね、ReLITワンマンライブです。
楽しすぎた時間ほどす〜ぐに詳細を忘れてしまうぽんこつなオタクなので、終わってちらほら感想ツイートはしてました。が、メンバーが次々にブログを更新してくれる中。
推しである青野さんの言葉に、ふと立ち止まってしまいました。
伝えてくれたものって、なんだろう。少しずつ忘れないように感想を呟いてるけど、でもなんだかずっと熱に浮かされてるみたいに、私の中でどうにもはっきりしていなくて。
あの夢みたいな数時間で、私は一体何を受け取ったのだろう。
それが知りたくて、脳裏に焼きついた光景だったり、思い出す度に少しきゅっとするこの胸の内を言葉にしてみることにしました。備忘録みたいなものですがいかんせん記憶力があれなので間違ってることもあると思うけど、それも含めて思い出。ね。
1部.
事前の抽選で100番代後半でした。数字だけで、人の多さをちょっと実感。初めて行く、横浜1000club。
入場したのは12:40くらい、200番代前半。………あれだけ楽しみにしといて遅刻してるやないか。ちょっと前日仕事終わるの遅くて…すみません。まぁ結果的に良かったかなと思います。
というのも、スタンディングだったのですが段差がいくつかあって、たしか4番目の柵、ステージから見て中央左寄りの、柵から2列目にたちました。ここのポジションがま〜じで大優勝だった。ステージ全体をみるのにちょうど目線の高さで、見せたい演出がそのまま見れるような位置だったと思います。そして段差があるから視界を他の人に遮られることがなくて、めちゃくちゃ見やすい。ストレスフリーでライブに集中できました、この箱選んでくれてありがとう。
出囃子(?)がなって、メンバーが出てきて、シルエットが照らされたあの瞬間のこと。
まだ鮮明に思い出せます。強かった…迫力あったなぁ。
真っ白な強い強いライトの中、黒く静かに佇むシルエット、見えない表情。
目の前にいる圧倒的存在感、コントラストの強さとこれからはじまることへの期待に、一瞬息をするのを忘れたのを覚えています。
そして2ndシングルのイントロと共にステージに放たれる、真っ直ぐな幾つものレーザービーム。レーザービーム!!?!?!!!?!?!
MV自体が何枚ものスクリーンを使ってたり光を効果的に使う感じだったので、繰り返し散々見たあのMVからステージに飛び出してきたみたいな錯覚。いやまごうことなき本人たちなんですけど。あの瞬間本当に鳥肌が立った。今思い出しただけでもちょっと立ってる。
ちょっと話はそれますが、私アイドルの何が好きって、ライブが大好きなんですよね。その日しかないパフォーマンス、メンバー同士のやり取りとかも大好きだし、音の強さ、ステージセットの迫力、氾濫するみたいなライティング、客席のペンライトの動き、そういう現地にいるからこそ自分の五感で感じられるものが好きです。まぁすごく平たく言うと、お金がかかったステージ演出が好き。笑
だから、いつかfocusで火柱出して欲しいし、ムービングステージでフェイクやって欲しいし、君がくれた物語で銀テ飛ばして欲しい。水を使ったりプロジェクションマッピングとか、レーザービームだって使って欲しい。そう思ってました。
…………まさかもう見れると思わんかった………初見だったあの1部の感動が、本当に忘れられません。すごかった。
ちょっと暗めのライティング、あのニヒッの衣装を着て、ごりごりに尖ったラップ歌って、スモークを纏って、後ろから四方八方飛んでくるレーザーの光を遮りながらがんがん踊る姿。
円盤は無理だとしても、配信とか、会員限定とかで上げられませんかあれ。お金なら払うからさぁ…(すぐ金で解決しようとする社会人オタク)
私の語彙力ではこれ以上言葉にできないんだけど、本当に、かっこいいReLITがそこにいました。圧倒的で、でも楽しそうで、やるぞ!!!って初々しさがどこかにあって。ひびきくんがブログで1部は緊張しっぱなしだったって書いてたんだけど、全然嫌な緊張じゃないんですよね。いい意味でぴりっとしていて、はらはらするようなことがなくて、だから見てる側としては本当に心の底から楽しめました。ただただ夢中にさせてくれる、そんなステージだった。
冒頭これだけ書いといてあれなんですけど、実はこの後全然細かいところ覚えてなくて…己のぽんこつ具合がまじで残念すぎる。いくつか印象的だった部分を少しだけ。
MOVING ONを初めてライブできいたんですが、すごいよかった。一人一人見せ場があって、歌詞にフレッシュさと力強さ、どこか切羽詰まってるみたいな懸命さがある。昔の映像を見ると、全体的に楽曲に頑張ってついていこうとしてる感がややあったんですが、今のReLITにとてもぴったりというか、ReLITの曲になっていたな、という感覚。
あとギリギリハートがめちゃくちゃやばかった。イントロから冒頭のAメロが最高すぎる。指差しする振りだったり、雰囲気がかっこいい曲が多くて嬉しい。楽曲が、大人っぽいっていうのかな、じめっとした色気と男っぽさが共存してるものが多いのもReLITを好きになった理由のひとつです。
どの曲だったか忘れたけど、ステージに掲げられたReLITのロゴがカラフルに照らされたその下でみんなが楽しそうにパフォーマンスしてるのを、あんな近くにいたのにまるで遠くの遠くの方から眺めてるみたいな感覚に一瞬陥りました。あの空間丸ごと全部、綺麗だなぁって惚れ惚れしてしまった。
あっと言うまに終わってしまって、終わった瞬間、自分が興奮しすぎてめっちゃ汗だくなのに気づきました。立ってペンラ振ってるだけなのに…
フリーライブだったんですけど、これをぶつけてくるグループすごいなって、これが私が好きになったアイドルなんだって、純粋に誇らしかった。
自分たちの強さを惜しみなく見せつけて、どうだ!!っていうReLITのがむしゃらなところ、とても男の子。良かったなぁ。
2部.
整番2桁前半だったので、めちゃくちゃ早く入りました。前から2番目の柵、1部と同じく中央右手寄り。1部とは打って変わって、赤い幕がかかっていました。
出囃子がなって、でも幕は降りたままで。
何が起きるんだろうって考える前に幕が開いて、Lit up!!のイントロがジャッジャーン!となったあの時の悲鳴、いや私もその悲鳴のひとつなんですが、なんかすごい嬉しくて、浮かれちゃった。
私、ReLITにハマったきっかけがこのLit up!!という曲で。基本的にシュッとしてるやつとか王道王子様系が好きなので、BLUEのスーツ衣装が今の所1番好きで。
だから、この1000clubというReLITにとっては大きいステージの衣装として、それを選んでくれたことがもう、震えるほど嬉しかった。
例によって例の如くぽんこつなので、この後のことはあんまり詳しく書けないんだけど。
幕が開いたあの瞬間から終わるまで、振り返ってみればまるで、熱帯夜にみる夢みたいなライブだったなと思います。
熱量がすごくて、本当に、置いてかれるかと思った。
宮前さんがブログで、ReLITはパワー型、と言ってましたが、本当にその通りだなと思っていて。
初めて見た11月のライブ終わり、こんな風につぶやいてました。
だから、このワンマンの名前がPOWER LIVEになったこと、なんだか嬉しかった。
みんなが伝えたかった何かを、この時の私はもうちゃんと受け取れてたのかもなって。
ライブが終わった後、みんなの最後の挨拶を思い返しながら、やっぱり私、ステージの上にいるReLITが1番好きだなと思いました。
煌めきたくて愛されたくて必死でもがいて。
貰った愛に応えたくて努力して。
そうやって瞬く流星のように、散る火花のように、命を燃やしてステージで輝くアイドルが、ReLITが、好きです。
流星って言ったけど、もしかしたら隕石の方があってるかもしれない。大気圏に突入しながら、真っ赤に燃えてるmeteor。
ステージの上のReLITが放つ輝きは、そんな風に力強くて、熱くて、どこか刹那的な美しさを孕んでいて。それでいて熱にずっと浮かされてるみたいな恍惚とした感情を、分け合うような楽しさを持ち合わせてる。
あとやっぱりさ、大きいステージ、似合うね。
フェイクのあの大移動する振り付け大好きなんですが、あれ見ながら思っちゃったよね。
このステージ、まだ広さ足りないでしょ。
目標にZeppを掲げていることは知ってたけど、今まで意識したことは正直あんまりありませんでした。ごめんね。でも今ならわかる。
Zeppのステージに立つReLITが、みたい。
今回のライブの中で、ジャンプ‼︎という1stアルバムの最後を飾り、ツアーのタイトルにもなった曲がセットリストの中にありました。
みんなが横並びになって上を見上げるその景色の美しさが、私たちに手を差し伸べるその力強い姿が、ぐっとくるほど眩しくて。
熱帯夜にみる夢みたいなステージの続きの先を、彼らと一緒に夢みてみたいと、焦がれてしまった。
私もその夢、一緒にみてもいいかな。