誠実はきっとあおのいろ
初めて。
自分の意思で、推しに会いに行きました。
そう、特典会。
行ってきちゃった〜〜〜!!!!!!!
なんてことはないオタクの覚え書きです。面白いことは特にない。
ReLITというアイドルグループが好きです。
いわゆる特典会と呼ばれる、推しとツーショットが撮れるやつをやってくれてるんですが。
2年ほど推してきて、一度も行ったことがありませんでした。
行くのが普通の世界で行かないことってまぁ特殊で、私は私のポリシーとルールに則って生きてるので推しがステージに立ってくれさえすればあとはもうなんでもいいです、というタイプのオタクなんですけど(なんやかんやこういうタイプが1番厄介なのでは?という自覚もあるお金落とさなくて本当にすいません)、遡ればまだファンになりたての去年の横浜1000clubで行われたライブで。まだ新米のオタクだった私はこの日初めての特典会に行くつもりでいて、並んでいる可愛らしい大量の女の子たちをみてあっこれ無理だわ…と一瞬で心変わりしてさくっと退散し(1月の極寒、外、川沿い、並ぶの死ぬほど嫌い)以降特典会は行かなくていいや、というマインドで生きてきました。
認知されたいとかも特になく、それ以前に別に話したいことや伝えたいことがあるわけでもなかったのが1番大きい。これよかったよ、あれかっこよかったよって言えばいいのかもしれないけど、私はそれを本人に伝えたいとは一ミリも思っていないという話を去年の8月にnoteに書きました。薄情なやつ。うっかり推しチェキが当たってしまい結局相見えることになるのは、6月の山形でのことです。
ただあの1月のせんくらでさっさと帰路に着きながら、自分の中で決めたことがあります。2つの条件のどちらかを満たしたら、私は特典会に行こう。そうずっと心に決めてました。
そのうちのひとつが、
ReLITの、Zeppに立つという夢を叶えた時。
タイミングもタイミングで、実は今年の7月にZeppが発表されたタイミングとほぼ同時期に自分の妊娠がわかり、つわりで死に続けること4ヶ月。気がつけばもうZeppが開催される11月でした。
あれ、これ行くタイミングなくない?
なんとかつわりが終わりの兆しを見せていた頃、体力がゴミ屑になっていた私はもう諦めていました。アルバムはリリースされたけど野外で行われるフリラに行けるはずもなく、それどころか10分立ってるのですら辛い。9月の周年のライブは当日急遽スタンディングになり結構地獄だった。会いに行くって自分で決めたことだけど自分しか知らんしな、まぁえええか。そんな気持ちでいたところの、11月11日。ライブハウスでの、新アルバム楽曲全曲披露。2部制で合間に特典会やります。ほう。い、いくかぁ…。
結構当日まで行くの迷ってて、なんなら並ぶ直前まで迷ってた。一部の整理番号良かったのもあって3階の階段より下だったらやめよう、とか思ってたらギリ並べちゃったり、けどなんか並ぶ場所違ってて結局最後尾に並び直したりして、外だしずっと立ちっぱなしだし何回もやっぱやめようかなって思ったり、でもライブの感想いつも通り呟いてたりしたらなんやかんや時間がすぎて、とはいえつわりはもう終わってたけど体力がだいぶ限界だった。ライブ開演前から含めて1時間半以上立ってる。まじでいつも並んでる女の子たちすごい。えらい。愛のパワーだよ。
推しチェキの時は世界が震えるほど緊張してたけど、全然緊張しなかった。疲れの方が勝ってたとも言う。あと言いたいこと決まってたからなぁ。会場全体の様子を見ながら、こんな感じなんだ〜って、みんな楽しそうですごくいいなと思った。もう目線が親戚のおばちゃん。
するすると順番がまわってきて、ソロショットでハート作って覗き込んでもらって、それから横に座って。遅くなっちゃったけど、zeppおめでとうございますって。ちゃんと言えた、それだけでもう満足しちゃった。今回はちゃんとずっと敬語で喋れた。意識正常、ヨシ。
お腹の子が3月に生まれること、いつかめせもあ先輩みたいにハッピーバースデーの曲を作ってほしいなって思ってること、産むのめちゃくちゃこわいけど(痛いの大嫌い!)辛くなったら旦那に内緒でこっそり今日の写真を見て頑張るつもりでいるみたいな身の上話も、頑張るあなたをずっと見てきたこと、Zeppに立つReLITがみたいと思っていた私の夢を叶えてくれてすごく嬉しいこと。何も言えなくて、でも十分満足してる。遅くなんかないよって言ってくれて、でも2週間後だからねって返した私が自分の言葉にどれだけふわふわ夢見心地だったか、あなたにも伝わったでしょうか。多分近いうちに一度あなたの前からいなくなってしまう私はまたねとは言えなくて、あなたはライブ終わりすぐでちょっとだけ疲れた顔して(笑)、でもいつかの6月に話したみたいに優しい目をしてた。変わらないものも、変わるものもあるってこういうことだなって思う。Zepp、本当に立つんだね。直前だけどこうして実感できただけでも、私の意思であなたに会いにいって良かったって思うよ、青野さん。
立ち上がる私の背中にかけてくれた、楽しもうねって言葉の境界の曖昧さを今はちょっとだけ考えています。(会話のキャッチボールする気ゼロでさっさと立ち去ろうとしたのはあの、ごめんね)
楽しみにしてるって私の言葉に嘘はなくて、でもそれだけじゃない緊張とか、色んな感情がある。あなたは多分私以上で、でもそうあろうとしてくれてるんだろうなって勝手に思ってます。言葉は魔法だね。2部の最後に改めてお礼を言いたいと口火を切って、円陣を組んでりりったーを入れてくれたあの瞬間、最高の空間だった。きっとZeppのステージも今日の延長にあるって信じられるから、やっぱり私はあなたと、あなたがリーダーのReLITというグループが大好きだ。
今日も2週間後の夢の舞台も、あなたの目にうつる青色のひとつであれることがとても嬉しいです。
Zepp当日はどうしても抜け出せない会議があって仕事早上がりしてダッシュなのが確定してますが(社会の歯車つら〜〜〜〜い!!)、絶対絶対駆けつけるので。
待ってろよ、Zepp DiverCity Tokyo!!!
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