カセットテープDJの大江戸テクニカです
DMM.make AKIBAのインセプションプログラム「スタートライン」にて制作活動している大江戸テクニカです。カセットテープでDJができる装置を作っています。自作したカセットテープDJプレーヤーでDJをしたりアーティストに提供してライブで使ってもらったりしています。
私がカセットテープDJになった理由(ワケ)
なぜ私がカセットテープでDJをするようになったかの経緯はfabcrossで記事にしてもらっています。ぜひ、こちらも合わせてご覧いただけるとうれしいです。
この一年、カセットテープでのDJ活動を続けてて気づいたところは、インターネットでの音楽配信が主流になった今でも、レコード、CD、カセットテープなどフィジカルとして残るメディアには根強いファンが存在し、愛されているということです。一方で、ラジカセなどのカセットテープの再生機器の生産はバブル期をピークに年々減少傾向にあります。カセットテープをはじめ、アナログメディアをもっと広めて次世代に残していきたいという思いから、「カセットテープでDJができるプレーヤー」という新しい切り口でチャレンジしています。
私がDMM.make AKIBAを使っている理由(ワケ)
これまで私はホームセンターで材料を買ってきて自宅で加工したり、3Dプリンターなどを使って家でハンドメイドでつくっていました。自宅で作っているとやはり精度が甘かったり、時間がかかります。
そこで筐体の部分をDMM.make AKIBAのレーザーカッターで出力するようにしてみました。結果、制作時間が半分になり見た目もきれいに仕上がるようになりました。それに加え、在中しているテックスタッフの人に道具の使い方やアドバイスなどをすぐに聞けるので、一人で作っている時よりも作業がはかどります。
大江戸テクニカの未来(コレカラ)
DMM.make AKIBAで試作を重ねていき、徐々にカセットテープDJプレーヤーの完成形が見えてきました。まだ改善点は多いですが、MAMMOTHの岡崎絶太郎さんにライブで使用してもらったりしてフィードバックをもらっています。今後も自身のカセットテープDJ活動に加えて様々なアーティストに提供し、カセットテープカルチャーを盛り上げていきます。来年はカセットテープDJプレーヤーを100人に増やします!