肺・炎・記 2(退院後の生活)

12月10日に自宅に戻って、早いもので今日で10日。
この辺で、病状を振り返って、まとめてみようと思う。

まずは退院時の状況。
プレドニンは一日35mg(7錠)
酸素ボンベは、持って帰らず。(時々欲しいと思うことあり)

酸素飽和度を測る機器としては
アップルウォッチの中古をメルカリでゲットした。
ちょっとした労作でSPO2は90%を下回るものの
その後、安静にしていれば93~95%くらいには回復する。

まあ、どんどん動いてオッケーということで 
退院した週は とにかくいろんな予定を詰め込んでみた。

10日には、保険会社の担当者さんに家に来ていただいて、
入院給付金の手続きをする。(2日後には振り込まれました!)

11日は、市役所に行く。マイナンバーカードの更新をして
あとは、高額医療の申請(11月分)も済ませる。

12日は、美容院に行く。ヘアドネーションのための断髪式をして、
新しい髪型は、ベリーショートにした。

13日は、近くのクリニックにて、コロナとインフルエンザのワクチンを
同時接種した。

14日は、市から委嘱されている某委員会に出席。

15日は、代表をしているNPOの理事会(オンライン)

16日は、ずっと後回しにしていた歯科受診。しばらく通院が必要。

退院後でしんどいと思ったのは、コロナのワクチンを打った後の2日間。
発熱は無かったものの、息切れしやすく、体もだるく
SPO2の値も低空飛行(85とか88とか)でしたが、いずれも現在は戻っています。

毎日のルーティンである 朝のウォーキングもおおむね復活しました。
この時期は、どうしても寒いんですけどね。防寒対策して歩きます。
おかげで、入院中にすっかり萎えてしまった脚の筋肉が戻りつつあります。

ただし、以前は結構な速さで歩いていたのですが、今は随分ゆっくりです。
そして、ちょっとでも上り坂になると「マジか」と思うほど息が上がります。そして、下り坂になると、ウソのように楽に歩けます。
・・・人生下り阪サイコー(by 火野正平)

17日は、退院してから最初の通院日。
予約は9時半。1時間前までに病院に来て、検査を済ませよとのことで
家を8時に出て、ゆっくり病院まで歩きました。
採血もレントゲンもスムーズに終わってしまい、診察を待つ時間がたいへん長く感じられました。

で、検査の結果なのですが
レントゲン上、一部に新たな白いモヤモヤ(肺炎像)が出てしまいました。
炎症を示す値も前回よりも少し悪化。
これには主治医も、「うーん」。
考えてみれば、ここまでが順調過ぎたのかもしれません。
在宅の生活は、入院時に比べれば負荷も増しています。
まぁ、「そんなにうまくはいかないよ」ってことかもしれません。

プレドニンは同量で、もう1週間様子を見ることになりました。
次回、1週間後の再診で改善が見られればプレドニンを減量するし
ちょうど年末年始の時期に入るので、年明けまではこのままかも。

あと、赤血球がちょっとずつ増えてます。
「赤血球が増えている」は脱水症状でそのように見えるときもあるけれど
私は脱水ではなく、肺での酸素の取り込みが十分でない分、赤血球の数を
増やして対応しようとする、人体の神秘・・・なのだと思います。
私の造血細胞さん、ありがとう。

そして18日には、職場(昼休み中)に1か月振りに顔を出しました。
・・・一か月ものあいだ、仕事に穴をあけ続けてごめんなさい。

身体はまだまだ十分に仕事ができる状況にはないのだけれど
次週は、短時間だけ職場に出て、デイサービスのご利用者の皆さんにも顔を見せることにしました。年末年始の休業もあるので、
年明けから復職できれば 最高なんだけれど
欲張らないように、無理しすぎないようにやってゆきたい。




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大場美津子(おーば)
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