こども医療センター

2000年11月

こども医療センター 県立こども医療センターは戸塚からバスで30分ほどかかるところにあります。2歳の長男までも朝のラッシュに巻き込むのはさすがにきつかったため ちかくの保育園に一時保育をお願いして 朝早くに藤沢を出発しました。 診察の内容ですが、まだ 視力も正確に測れる訳ではないし、散瞳させて診察したりもしていたけど 生後3ヶ月のあかちゃんですから なかなか 思い通りにはいきません。 一通りのことが終わったあとで、医師からの話がありました。 先天性左眼瞼下垂で間違いないでしょう ということと でもこれから徐々に左瞼の動きも良くなってくることもある ということ。手術はせずに定期的に受診しながら経過を診ていきます。ということを中心にていねいにお話してくれました。 最後に「質問はありませんか?」と言われ  ママは「以然診てもらった病院では手術を早めに受けるのが良いと言われていたのですが・・・」ときいてみました。返事の内容としては 今のところ弱視、斜視の傾向は認められていないし、弱視になることを予防する訓練もあるので すぐに手術するつもりはない。ということでした。 ぱっちりお目目になることを夢見ていたママには 手術をしない方針はがっかりでした。すくなくとも数年は左の眼は半開きのままなのです。写真を撮ってもビデオを撮っても左目が半分しか開かない次男が残ります ママはそれでも この病院を信じて方針に従うことにしました。 この頃から次男は声をあげて笑うようになりました。「あ~。お~。」とママを呼ぶように声をあげるようにもなりました。そしてママはこの子がわらうととってもいい顔になることに気付きました。右の目だってわらうときには細くなるんです。なーんだ、そうか。って思いました。 見た目にこだわる気持ちがなくなったわけじゃないけど 弱視になるかもって心配する気持ちもあるけど ママは次男の笑顔を見るためにやっていけばいいんだって やっときづきました。

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