転院先を決める話し合い

2002年09月

 もとくんを どの病院に診せるかを決める時、夫と話し合うにあたり、わたしは候補をふたつに絞りました。長野県こども病院・形成外科と帝京大病院・眼科。いずれも小児の眼瞼下垂の手術には定評があります。わたしとしては はじめのうち 長野で診てもらいたい気持ちが かなり大きかったです(それだけ 私の周りの評判は良かったものですから)手術のやり方にしても、松尾教授の方法はとても優れているらしいという情報は多かったのですが、わたしの説明力に問題があったのか 夫を納得させるだけの根拠には乏しかったようです。  夫としては、実績があるところで手術を受けさせてあげたい、診てもらう科が 眼科か 形成外科かという部分では たしかに瞼の手術ではあるが 視力に関する問題もあるため 総合的には眼科で手術するほうが安心できるのでは?と言うことで相対的に帝京を推す格好になりました。それから、形成外科に受診する場合 まず、「手術をすること」を前提に話が始まるだろうが、眼科でみてもらうということは「適切な手術の時期」というものを判断してもらえるだろうから「結果的にしなくても良かった手術」などという事態は避けられるはずだし。そう言われてみると 本当にそのとおり 逆に私が納得していました。 通院は 圧倒的に東京のほうが近いので その利点が大きかったこともあり、結局 長野には多少の未練を残しつつ 帝京で まず 診察してもらおうということに決まりました。


いいなと思ったら応援しよう!

大場美津子(おーば)
サポート(募金)でいただいたお金は、 すべて「NPO法人眼瞼下垂の会」の運営に「寄付」します。