【NFT】イーサリアム・デンクン(Dencun)アップグレード(NFTアートお休み推奨期間:3月13日前後)
【日本時刻2024年3月13日23時9分頃】
ハードフォーク成功しました。おめでとうございます!!
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
世間一般ではBTCに続いてETHが過去最高価格を記録してお祭り騒ぎですが、とても大切なイベントが近づいています。かくいうワタクシもすっかり忘れていたのですが…
イーサリアム・デンクン(Dencun)ハードフォークが、いよいよ来週に差し迫ってきました。EVM互換のNFTアートは、イーサリアム上に乗っかっているので、もれなく影響を受けます。BTCチェーン上に作成された、OrdinalsをはじめとするビットコインNFTは影響を受けません。
ETHメインネットのアップグレードは3月13日頃に決定しました。
なぜこの記事を書いたのか?
イーサリアムのアップグレード(Dencun)がNFTアート界隈に与える影響をお知らせしたかったからです。
結論だけお伝えしますと、2024年3月13日を中心とした前後3日程度は、NFTアートの発行は辞めておきましょうというお話です。NFTアートの展示は問題ないです。
前回(2023年4月)のShanghaiにてスキップされたシャーディングの実装を行うアップグレードであり、少しだけ注意が必要です。
アップグレード期日の前後3日程度は、取引所の暗号資産入出金に規制が入ります。ETH手配のハードルが一時的に上がるので、ETHチェーン上の新作NFTアートの販売等は時期をずらした方が良いと思います。
以上が伝えたいことです。
■デンクン(Dencun)アップグレードとは何か?
coindesk JAPANさんの日本語記事がわかりやすいので、一読願います。
公式の資料(英語)はこちらです。
Cancun
Deneb
EIP-4788(opens in a new tab) - Beacon block root in the EVM
EIP-4844(opens in a new tab) - Shard blob transactions
EIP-7044(opens in a new tab) - Perpetually valid signed voluntary exits
EIP-7045(opens in a new tab) - Increase max attestation inclusion slot
EIP-7514(opens in a new tab) - Add max epoch churn lim
一番注目すべき点はシャーディング(EIP-4844)の実装です。
ユーザー視点では、ガス代の改善(EIP1153)も注目度が高いです。シャーディングと合わせて、どの程度コストが下がるのか注目です(※ユーザー激増により、体感変わらねーってオチが待っている可能性もあります)
■参考情報:各種取引所アナウンスまとめ(3月12日現在)
★随時、アップデートしていきます
OKCoin Japan(Web)
https://support.okcoin.jp/hc/ja/articles/29547008240025
DMMビットコイン(Web)
株式会社ガイア(Web)
CoinTrade(Web)
BTCBOX(Web)
LINE BITMAX(Web)
SBI VCトレード(Web)
バイナンスジャパン(Web)
楽天ウォレット(Web)
BITPoint(Web)
<参考資料>
金融庁、暗号資産交換業者登録一覧
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf
<BtoBビジネスのため、一般向けのアナウンスなし?>
クリプトガレージ
東京ハッシュ株式会社
Amber Japan株式会社
<アナウンス待ち>
coinbook
coinestate
今回は以上です。
ではでわでは!
次のお話