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【NFT】ETHアドレス名前登録サービス「ENS」使ってみた

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

前回のお話

前回の手順に従ってCyberConnectはじめてみたのですが、使えば使うほど気になってしまうユーザ名。

うん、まぁね。見え方だけだよ、見え方だけなんだけどね。

細けぇことは良く分からんが、これがやりたいんですよコレ!と思ったので記事を書きました。

なぜこの記事を書いたのか?

ETHのアドレスに対する名前解決サービス「ENS」についての概要説明、及び、登録オペレーション記録を残しておきたかったからです。

公式サイトはこちら

サービス提供サイトはこちらです

要するにインターネットのドメインと同じく、自分のETHアドレスと特定の文字列を紐づけましょうというサービス。いまいちメリットがよく掴めませんでした、昨日までは。

今日からのモチベーションは「cyberconnectの名前をわかりやすくしたい」ただそれだけです。切っ掛けなんて、そんなので良いんです。あとは、やってみてから考える!知識は後から付いてくる。致命傷以外は擦り傷!(※時々クリティカルを食らって昇天します)

以降はいつもの詳細パート。

■ENSサイトへの接続

いつものMetaMask連動です。

こちらをクリックして、サービス提供サイトに移動。

左側の「Connect」をクリック

Metamaskを選択

左上のボタンが「Disconnect」に変化すれば、サインイン成功です

■名前登録手続き前に実施すること

あなたが登録しようとしている文字列が利用可能かどうか、事前に確認しましょう。ENSで利用する文字列はユニークである必要があります。また、登録は早い者勝ちです。誰かに使われてしまっていた場合は登録できません。

また、大文字を含むENSは(作成できてしまいますが)うまく動作しないので、現時点では絶対作ってはいけません。

What about foreign characters? What about upper case letters? Is any unicode character valid?

Since the ENS contracts only deal with hashes, they have no direct way to enforce limits on what can be registered; character length restrictions are implemented by allowing users to challenge a short name by providing its preimage to prove it’s too short.
This means that you can in theory register both ‘foo.eth’ and ‘FOO.eth’, or even <picture of my cat>.eth. However, resolvers such as browsers and wallets should apply the nameprep algorithm to any names users enter before resolving; as a result, names that are not valid outputs of nameprep will not be resolvable by standard resolvers, making them effectively useless. Dapps that assist users with registering names should prevent users from registering unresolvable names by using nameprep to preprocess names being requested for registration.

さて、本題。
「ENS」ロゴの左側にキーワードを入れて「Search」をクリック。

「Unavailable」なので「test」という文字列は利用できません。

「Available」なので「test123456789」という文字列は利用できます。

この手法を用いてENSに登録可能な『「Available」表示される任意の文字列』を探し出してください。

■ENS登録手続き

合計2回、gas代を払うタイミングがあります。かなりコストがかかるので、Walletには0.05以上のETHをご準備ください。

まず、登録したい名前を検索し「Available」であればクリックします。

こんな画面に推移します。

【ポイント】
デフォルトの契約期間は1年なのですが、どう計算してもガス代>>1年あたりの契約費用なので、複数年一括契約した方がオトクです。ワタクシは10年契約にしました(それでもガス代の方が高い)

「Request To Register」をクリックして、手続き開始。10分程度お待ちください。

日本語バージョン(Google翻訳した)

ステップ2が終わると、以下のような画面になります。Registerをクリックしてください。このタイミングでgas代+手数料支払いとなります。

ENS登録手続き成功!

■入手したENSと自分のETHアドレスを紐付ける手続き

ここまでの操作で「指定した文字列のENS」を入手しました。

ただし、このままだと「ENSを持っているだけ」です。「入手したENSとETHアドレスを紐づける操作」が追加で必要になります。

なぜそのような小難しい設定になっているのか?ですが、将来的にETHアドレスが変更になったり、(個人で利用する機会は少ないのですが)複数のENSを同一のETHアドレスに紐付けたりする為です。

ENSの設計デザインは、インターネットで利用されているDNSの仕組みをほぼ流用している為、詳細が知りたい方は「DNS」キーワードで調べてみてください。

さて操作説明に戻ります。「Set As Primary ENS Name」をクリック。

以下のような画面に推移します。

「Select one of your ENS name」をクリックすると、先ほど入手したENSが表示されます。

選択して「Save」をクリック。このタイミングでgas代の支払い要求が発生します。

設定できました!

しばらくすると、OpenSea、Foundation、Cyberconnect等のサイトのアドレス名が、MetaMaskアドレスからENS Nameに変更されます。最大1日程度のディレイがあるので、気を長くしてお待ちください。

■おまけ

ENSを取得すると、ETHのブロックチェーンエクスプローラに自分の名前が表示されます。

https://etherscan.io/

こちらの検索欄でENS(.ethまで含めた文字列)を打ち込んで、確認してみてください。ただし、取引一覧を確認する際には、実アドレスをクリックする必要があります。あくまでENSは、名前解決しているだけなので。

■注意点

将来的には、ETHを送金する際にENS名を指定できるようになります。

ただし、2021年12月現在、この機能を実装しているサービスは多くありません。特に、国内取引所で本機能に対応しているサービスはゼロなので、ETH送金時には今まで通り、ETHアドレス(0xから始まる文字列)を指定してください。GOXします。

ENSが一般普及するまでに、あと2年くらいかにゃあ。


本日はこのあたりまで、お疲れ様でした。
でわ!


次のお話

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