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【NFT】「ENS」にアバター設定を追加してみた

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

前回のお話

ENSがテーマの第2回、前回のお話でENSを取得完了しているところからお話再開となります。はい、今回もgas代がかかります。ETHが溶けて行きますね!

なぜこの記事を書いたのか?

ENSのオプション設定、特にアバター設定に癖があったので、オペレーションを残しておきたかったからです。

ちなみに公式の資料はこちらです。かんっぺきな資料なので、英語が読める方は原文を強くお勧めします。

■本作業を行う事で何ができるか?

ENSと紐づけたサービスに、NFTデータをアイコンのように表示できます。もっと直接的に言ってしまうと「cyberconnectのアイコン画像が設定できるぜ、やったね!」です。分かりやすいニーズですね!

■前提条件

以下の3つです。

  • ENSを取得済みである事

  • アバターに設定予定のNFTのオーナーである事

  • ERC-721、ERC-1155形式のNFTである事

NFTの形式はOpenSea、該当NFT「Details」欄で確認できます。

■アバター設定方法

ENSにconnectして、自分自身が保持するENS nameを検索します。

クリックすると、以下の画面になります。

ここをクリック

入力箇所はこちら

入力フォーマットは以下です

eip155:1/[NFT standard]:[contract address for NFT collection]/[token ID or the number it is in the collection]

日本語翻訳するとこんな感じ。英語半角記号は定型フォーマット。日本語部分はOpenSeaを見ながら、自分自身の情報に置き換えてください。

eip155:1/トークンスタンダードを全部小文字かつハイフンを削除:コントラクトアドレス(大文字小文字区別あり)/トークンID(数字のみ)

分かりにくいと思うのでサンプルを置いておきますね。

上記の場合、入力する文字列は以下になります(一部隠しています)

eip155:1/erc721:0x3B3e省略5405/110727

なお、入力フォーマットを間違えていると、きっちりと怒られます。警告マークが表示された場合は、もう一度見直してみてください(※これは不要な[]と全角文字列を入力してエラーになったケース)

<メモ>
OpenSeaのToken IDは非常に長いので、NFTを表示しているURLからコピーして来ましょう。

https://opensea.io/assets/0x495f(この部分は大文字小文字区別があるので、EtherScanからコピって来てね)7b5e/984037597979265292省略0513837806572688251023362359297

↑上記黒文字部分のながーい数字がToken IDです。最後はスラッシュなしですよ!

Avatar の入力文字列を正しく入力し、Saveボタンをクリックすると、確認画面が出ます。

Confirmをクリックすると、gas代が請求されます。MetaMaskでお支払いすると、設定完了。TEXT RECORDの欄にNFTが表示されます。

画像が表示されない場合でも、グリーン「Owner」が付いていればOK。

■各種サイトへのアバター反映について

まず、最初にOpenSeaに行きます。ENSの名前保有を証明するためのNFTが配布されているはずです。

ありました!
次に、右上のボックスから「Refresh metadata」(回転アイコン)をクリック。5分ほどお待ちください。

ENS、NFT画像の背景が、アバター画像に変更されました。

次にcyberconnectを確認します。

はい、無事に反映されていました!やった〜!

■豆知識

OpenSeaのAPIを使ってメタデータ管理しているサイトがいくつかある為、NFT情報を更新したのち、まず最初にOpenSeaのmetadataを更新する習慣をつけると、これからも幸せになれるかも知れません。


本日はこのあたりで。
ではでわでわでは!


次のお話


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