【デジタル作曲】作曲セルフ学習時に参考にした書籍
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
前回ぜんぜん語り足りなかったので、勝手に第2弾を作りました。今回はセルフ学習時に役に立った書籍の紹介です。15年くらい前の知識なんで役に立たないかも知れないですが、黙って墓に持っていくのも勿体無いので、noteに書き散らしておきます。先人からの置き土産だと思って読み流して下さい。
なぜこの記事を書いたのか?
作曲関連の知識を身につけるために非常に参考になった書籍を紹介していこうと思います。マイ殿堂入りしている書籍オンリーです。
もちろん、紹介する書籍だけではぜんぜん足りないです。もっともっと読むべきだし、もし余裕があれば誰かに教わる方がベストです。
ただですね、こういうパターンってあるんですよ。
作詞作曲したい→楽器が弾けた方がいいよね→ピアノ教室やギター教室に1年くらい通う(月謝5000円以上)→ある程度、弾けるようになる→楽譜読めるの楽しい、有名な曲が弾けるの楽しい→発表会や演奏会が目標になる→がんばった演奏できた万歳!!
えとですね、これって「演奏の技術を磨いているだけ」なんです。指示通りに手足を動かしてミスなく実現する技術。いわゆる職人芸。
これはこれでもちろん大切ですし、極めると芸術の域に達します、それはわかります、ただ、あなたの主目的は「オリジナルのデジタル曲を作る事」ですよね?既存の曲を演奏して再現することじゃないっすよね?
なので、誰かに指示して楽器を習うこと、それはそれで大切なんですけど、並行して「作曲」についての勉強も進めなければならない。つまるところ「音楽理論」を学習しなければなりません。楽譜を読む力ではなく、楽譜を「作る力」が必要です。
楽譜を作る力、これ、基本的に誰からも教われません。だって楽譜を作る力があれば、音楽業界で食べていけるからです。弟子も取れるし、音楽教室も開けるし、YouTube作れるし、企業からのお仕事も受けられます。こんな技術を無料であなたに教えてくれる神様のような人間なんていません。もし存在したら、その人は詐欺師です。絶対に見返りを求めているので、十分に調査しましょう。
ではどうするか?
自己学習するしかないんです、自分で手を動かして試行錯誤するしかないんです、10年くらいの時間を投げ捨てて愚直にやるしかないんです。ただ、最初にゴール地点を見誤っていたら、その10年は無駄になります。
あなたが辿り着きたい極地は「演奏技術の向上」ですか?
「存在しない楽曲の創造」ですか?
努力が必要なのは大前提ですが、方向性を見誤って、ワタクシみたいに無駄に時間だけを浪費しないように。
【(希望と絶望が隣り合わせの)補足】
逆に言えば10年くらい続ければそれなりの極地に至るので、10年かけて演奏技術を向上させた上で、10年かけて作曲技術を身につければ、両立できます。この理論でいくと、ピアノを3歳くらいから始めた人が音楽家として大成するのが20代前半。中学生時代にギターを始めた人が音楽家として大成するのは、30代半ば以降ですかね。
成人してから作曲に手を伸ばす人が上記の方々に追いつくためには「演奏技術の向上」を諦めてDTMを最大限活用し、10年分ショートカットするのがベストだと、ワタクシは思います。あるいは「音楽は趣味」と割り切って、他の仕事で生活を安定させた上で、50−60代での成功を目標に人生かけてフルマラソンするかです。30代後半以降に音楽活動を続けている人は稀なので、あなたが「続ける覚悟」さえ持ち続けられるなら、いつかは追いつけます。人生が終わる方が先かも知れませんが、そうなっちゃった場合は「運が無かったですね、残念でした」です。そういう世界。
ワタクシはダメでした、心折れました。よってノウハウだけ、後続の人たちに引き継ぎます。
必勝方法なんてどこにもないけど、どの時代どの分野においても「継続できる事」が最も強い才能です。
ここまでが言いたいことです、以下、参考となる書籍の紹介です。
■水野式 音楽理論 解体新書
知識ゼロから音楽理論を再学習するための参考書。
紙書籍のみ。とても分かりやすい。
※出版社の公式サイトです。取り寄せの場合は、こちらから購入ください。
■水野式 作曲メソッド 解体新書
青い本を読み終わったら次はこちら。
紙書籍のみ。「作曲」視点から見たノウハウの塊。
※出版社の公式サイトです。取り寄せの場合は、こちらから購入ください。
まず、上記2冊がスタートです。上記2冊の内容を読み込んで消化できたら、コード進行に関する書籍や、リズム理論、DTMビート打ち込み参考書、各ジャンルの解説本に移って下さい。解像度が段違いに上がります。
■書籍に書かれているコードを実際に試すためには?
前回のnoteで紹介した「mini piano lite」アプリをご利用ください。繰り返しますが無料です。上記書籍を理解するために数万円かけて物理電子ピアノを購入する必要はありません。
音を鳴らす、鳴らさないで理解速度に大きな差が出ます。ぜひぜひアプリを存分にご活用ください。
気が向いたら、もうちょっと続くかも知れません。お付き合い下さい。
ではでは!!!