【デジタル作曲】midi音源作るなら「Mini Piano Lite」アプリを使いましょう、というお話
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
ガジェット沼で知り合ったTwitter仲間が、めでたく作曲沼に片足を突っ込んだみたいです。めでたい!!
なので、2007年頃に東方シリーズ、けいおん、初音ミクあたりの影響をもろに受けて一通りガジェット類を買い漁ったオッサンとしては、きっちりと後続に知識引き継ぎしなきゃならなんなと思って、新シリーズ始めました。
ええ、もちろん玉砕しましたよ、世の中に何にも送り出せていなくてごめんなさいですよ。後続の皆様、ぜひワタクシの屍を踏み越えて、前に進んで行ってくださいませ。
なぜこの記事を書いたのか?
デジタル作曲を始めてみたいなって思った、楽器未経験者の皆様に、まずはどこから手をつければ良いのかをお伝えしたかったからです。
結論から言うと、ギターや電子ピアノやシーケンサーを購入する前に、まず、以下のアプリをダウンロードして使ってみましょう。無料版です!
iOS版
Android版
内容に満足したら、ぜひ課金して「Mini Piano Pro」にアップグレードしてください。このアプリの開発が停止されると、リアルタイムにmidi出力が出来る手法がなくなり、まじ大打撃です!
■デジタル作曲を始める際に、最初にハマる罠
形から入ってしまい、無駄に高い機材を買い漁ってしまう(情報ソース:ワイ)
憧れのYoutuberや、作曲初心者講座動画なんかで利用されている機材一式を買い揃える為にアルバイトに勤しんでお金を貯める、そして数ヶ月後、念願のブツを入手する!!
はい、気持ちはとても良く分かります。モチベーションを保つためには必要だと思います。現にワタクシも電子バイオリンとか購入しました。全くもって使いこなせませんでしたがwww
■次にハマる罠
物理がダメなら電子で行けば良いじゃん、って、DTMアプリを買い始めるわけです。無駄に複数個。しかも微妙にケチってしまってLite版とか買うんですよね。
そしてプラグインの沼にハマり、色々買い漁った結果、肝心のDTMアプリが使い熟せなかったり、安価製品を購入したが故に機能が足りずに挫折したりします。
大体この辺で数十万くらい失います。期間としてはバイトでお金を貯める時期も含めて、大体1−2年のロスでしょうか?
■3番目にハマる罠
なるほど自分は基礎がなっていないんじゃん、と、はたと気がついて、音楽理論の勉強とかするんですよね。
リズム・メロディ・ハーモニー
中学時代の音楽の教科書とか引っ張り出して、片っ端から目を通し始めるわけです。なるほどリズムとハーモニー部分はDTMアプリでWaveファイルを組み合わせばなんとかなる、ふむふむ。
さてメロディだ、初音ミクにでも歌わせるか!!
(ぽつぽつとノートを打ち込む音)
ぬぉぉぉぉっ!ちまちましててやってられない!!
物理電子ピアノから出力できる、midiって規格ならリアルタイム入力できるから、楽器屋に行くぞ!→キーボードデカすぎ高すぎ、置く場所どうしよう or 安物キーボード購入したけど鍵盤数足りないどうしよう → お金が足りないどうしよう(ここでまたバイト沼)
■こんな感じの悪循環に陥る前に
お手持ちのスマホかタブレットに、電子ピアノアプリを突っ込んで、まずは無料でmidi出力が出来る環境を整えましょうというお話です。
後続の方々には上記のような経験はして欲しくはないので、ええ…
「作曲する事」が目的ですよね!
「どの道具を使うのかは目的に至るための手段」ですよね!!
若い時はハマりがちですが、目的と手段を取り違えないでください!!!
と、無駄に3年くらい時間をロスした、おっさんからの遺言をここに記載しておきます。
■Mini Piano Liteという神アプリ
これから作曲沼に足を踏み込むのであれば、大多数のお仲間との「共通言語」として、鍵盤楽器の知識は必須です。小中学生の頃を思い出してください。どんな学校にもピアノはありましたよね。誰もが知っているってことは、多くの人と会話が通じるって事です。
iOS版
Android版
2010年前後の古い時代ですが、当時のピアノアプリをほとんど試した結果、最も高評価だったのが、上記アプリです。
タブレット(横)で起動した場合、鍵盤が物理ピアノの大きさに近い
5オクターブ鍵盤が選べる
鍵盤の配置が複数種類選べる
音源の品質が良い
リアルタイムmidi録音、および、midiファイル形式の出力に対応している
標準midiにて規定されているMelodic soundsに完全対応している
【参考知識】
ここまで揃っていて「無料」です、製作者様は神か?
どうみても赤字だと思うので、気に入った方は積極的に課金して広告が表示されない「pro」版をご購入してあげてください。
まずはこやつを使いこなしてメロディを作れるようになってから、DTMソフトに戻ると、安価にスタートできて、かつ、色々と成長が早くなるかなって思います。
電子キーボードを購入するのは、その後からでも十分です。
本日、まずはここまで。
次回、独学時にすごく活用させて頂いた書籍を紹介します。
ではでは!!!
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