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【NFT】ANIFTYがIPFSに対応予定

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

前回の記事

スパムNFTを薙ぎ払え、スッキリしたので改めて趣味の「掘り出し物NFT探し」を再開している昨今です。情報収集は主にTwitter、購入はFoundation(オークション)ANIFTY(定額購入)が主戦場です。特にANIFTY、素敵なアニメNFTアートクリエイターさんが凄い勢いで増加中。一部では戦争も発生しているとか?

ワタクシも、よく負けます!
はい、そんなわけで今回は、ユーザ急増中のANIFTYさんに関する最新情報の共有です。

なぜこの記事を書いたのか?

個人的に、日本国内のイラスト系NFTブームの火付け役になったと感じているANIFTY( https://anifty.jp/ja )が、近日中に大型アップデートを控えている事を伝えたかったからです。

共有したい公式記事は以下です。

簡単にまとめますと、以下3行となります。

・ANIFTYが運営する独自コントラクトが、近日中にV3へバージョンアップ
・NFTとリンクする画像の保存先がANIFTY管理サーバからIPFSに変更
・発行済NFTはIPFS版NFTへスワップ可能、ガス代はユーザ側負担(一度だけの操作で全NFTを移行)

以上が伝えたい事です。以降は詳細フェーズ、いつもの流れです。

■ANIFTYとはなにか?

日本発の「アニメアートに特化したNFT販売プラットフォーム」です。
過去に詳細をまとめたので、こちらもご一読ください。

運営会社様が「クリエイター支援に非常に手厚いこと」で有名です。
一部ではひっそりと「オレの嫁」合戦が繰り広げられているという噂が…

■ANIFTYが保持する「コントラクト」の定義について

ANIFTYを利用しているクリエイターさんの立場から見ると「共有コントラクト」です。

「コントラクト」という用語について、まずは復習。

例えばこちら。

OpenSeaで確認すると、以下の情報が入手できます。

0x2154から始まるコントラクトアドレスに紐付いた契約にて、「ANIFTY名義で発行した」トークンの405枚目扱いです。

つまり、ANIFTYにてNFTを発行する場合、「ANIFTY」という名のマーケットプレイスが保有するアドレスが契約元になっている「NFT発行に関するコントラクト」をクリエイターが間借りすることになりますので「共有コントラクト」となります。

一方で、OpenSeaからこのコントラクトを確認した場合、「OpenSea」という名のマーケットプレイスが保有するアドレスが契約元になっていません。すなわち、ANIFTYという組織がOpenSea の共有コントラクトを利用せずに構築した「独自コントラクト」扱いになります。

どのプラットフォームを基軸におくかによって「共有コントラクト」「独自コントラクト」の定義は容易に変更します。観測する時点での、自分自身の立ち位置を常に明確にしましょう。

■ANIFTYが保持する「コントラクト」の歴史

2022年3月24日時点のコントラクトは「V2」です。

ANIFTY独自コントラクトV1

起業した直後のコントラクトです。

ANIFTY独自コントラクトV2

2021年10月にリリースされ、現在も稼働中のコントラクトです。

■ バージョン2(V2)で新たに追加される機能
ANIFTYマーケットプレイスV2では、イーサリアムの取引手数料(ガス代)を支払うことなく即時出品することができるようになります。また、出品後も価格と数量の変更が可能になります(その場合は出品者がガス代を負担する必要があります)

クリエイターがANIFTYからNFTを出品する際の大きなメリットである「NFT出品手数料無料」は、V2からの新規実装です。個人観測の範囲において、この効果は絶大。ETHのガス代が跳ね上がっていた2021年11月頃を境に、ANIFTYの公認絵師様が急激に増加した直接の原因となりました。

ANIFTY独自コントラクトV3

近日中にリリースされる予定の、新規コントラクトです(ちょっと遅れ気味)

主な変更点は、NFTとリンクする画像の保存先がANIFTY管理サーバからIPFSに変更される点です。

ANIFTYコミュニティは、NFTに保存されるデータをIPFS上に移行する事を熱望し、私たちはその実現に向けて動いてきました。2022年第1四半期にIPFSをサポートするANIFTY V3をリリース致します。

IPFSとはなんぞや?というお方はこちら。

<メリット>
NFTと紐づく画像データが、ANIFTY1社に依存しない、公共のファイル置き場に保管され、誰でも検証出来るようになります。

<デメリット>
NFT発行後のメタデータ修正が出来なくなります。Descriptionの誤字脱字修正等が見つかった場合は、完全破棄+再作成を行わなければならなくなります(=Foundationと同じ条件になります)

■V3リリース後に、ユーザ側で行う作業はあるの?

ユーザアカウント単位で、作業が発生します。詳しくは公式記事をご確認ください。

NFTをIPFS版NFTへのスワップ方法として、ユーザーアカウントのページで行う事が可能になります。(一回のスワップで所持している全てのNFTがIPFS付きのNFTと交換されます。) ユーザーページのスワップボタンをクリックすると、メタマスクのポップアップが表示され、メタマスク上での操作を進めていくと自分の所持している旧ANIFTY NFTがバーンされ、全く同じ作品のNFTがIPFSのデータで保管された状態でユーザーのウォレットに送られます。

具体的な手段については、リリース日確定の際に、ANIFTYより正式アナウンスが発表されると思いますので、続報を待ちましょう。


本日はここまで。
ではでわではでは!


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