リリース初速、無料アプリランキング5位!へんてこポップなアプリをデザインしました
2ヶ月前にローンチしたサービスに、「ポイント機能」が追加されて昨日、アップデートリリースされたので、サービスの紹介と開発で起きた私の初体験な出来事を綴らせてください。
「うずうず...アプリのUIデザインが作りたいー」と漏らしていたところ、友人から声をかけてもらい、プライベートでサービス開発に携わることが出来ました。
「あさぎーにょ公式ファンアプリ・へんてこポップ」Apple Storeからios向けで先行リリースしています。ぜひダウンロードしてください!
あさぎーにょの『へんてこポップ』
なんとも胸高鳴るドメイン。チャンネル登録者数 50万人以上も登録している、女性Youtuberのあさぎーにょさんの公式のアプリです。ロゴからUIデザインまで担当させていただきました。
アプリでは、あさぎーにょさんのTwitterやYoutube、Tik-Tokなどで毎日配信される写真や動画コンテンツを1つのアプリで見ることが出来ます。デザインも、彼女がもつファッション性や個性を生かして「レトロかわいい」をサービスに落とし込みました。
アプリ画面では、SNS内容が流れてくれるFeedや、動画だけ切り出したMovie、あさぎーにょさんのグッズが展開されるStore機能もついています。
へんてこポップな開発
ここでは、私が今まで体験したことのなかった、開発手順や出来事をまとめてみました。
1.全リモート開発でもサービスローンチできる
サービス開発を通して組んだメンバーは4人。
プロジェクトマネージャーの友人と、デザイナーのもりた。そして、iosエンジニアさん(初)とサーバーエンジニアさん(初)の4人。
全てリモートワークで開発。サーバーエンジニアさんとは、リリースして2ヶ月経った今も1度も対面で会ったことがありません。声だけ知っています。
普段、事業会社で勤務していることもあり、常務の開発では対面で話を進めて仕事することがほとんどです。
正直、リモートワークで全ての開発をやり遂げたことがなかったので、リリースまで意思疎通を測ることができるのかなぁ、と思っていたのですが無事リリースすることができました。
リモートワーク、もちろんネガティブなこともありますが、メンバーの稼働できる時間が「常務以外の時間」という制約を考えれば、移動して集まる時間の方が勿体なく、作業時間に当てたい。という判断でした。
ここでの成功要件は、リモートワークだと当たり前ですが、
コミュニケーションツールの多用できたこと
・オンラインmtgができる【zoom】
・チャットで相談ができる【Slack】
・イメージに落として仕様共有・保持できる【Googleドライブ】
・デザインファイルの【sketch】を展開して、UIイメージにコメントを残せる【zeplin】で、デザインの共有から実装の意見交換と実装チェックできたこと。
常務のスキルが役立ったこと
・開発に関わる皆さんの経験値が高く、課題提案と解決できことが多かった。
・プロマネから振り返りもかねた、利点と欠点のFBがあったこと。それに対して個々が改善できたこと。
・オンラインMTGで定例会の充実さ
ツールに関しては、常務でzeplinを使用したことがなかったので使えるきっけにもなりました。新しいツールって常務で、なかなか導入できないものです。
また、プロマネからの振り返りも含め、利点と欠点のFBは、個人的な意識を変えれたところも多く、柔軟に受け止めて精度を高め、最後までものづくりできたことはとても大きいかもしれません。
なかなか、対個人にダイレクトに意見を言えない場合もありますが、関係値を作るのも仕事の1つであり、改善することも大事だと思いました。また、
属している組織も異なるため、開発文化が異なるとまた違う視点もみれて、刺激になりました。
2.ABテストってこんなにカンタンなの!?
今回追加機能としてリリースした「ポイント機能」。
ポイント付与でアプリ限定の動画やデジタルコンテンツを見ることができます。
その際、デザインを2パターン用意して、あさぎーにょさんに意見をいただいたのですが、「ファンに選んでもらおうよ!」ということでインスタのストーリーアカウントでABテストをしてもらうことになりました。
私の中で一番これがテンション上がった。これぞ、ユーザーファースト!
1日でこの数字のオーディエンス!
わずか、2時間で3.6万人のウォッチ。そして、15932人の方へのABテスト。す、す、す、、、すぎょい。
インスタの「はい/いいえ」機能をこんな風に使ってデザインを選択できるのも、このドメインだからこそですが、新しい風を感じました。
朝起きたらデザインが決まっていた。この感覚、とっても斬新です。
もちろんデザインは、左で実装してリリースされています。
3.広告塔の存在
リリース日。大きなPRを打ったわけでもないので、アプリのユーザーの満足度が高ければ、数字は徐々に付いてくるだろう、と思っていました。
唯一のPRは、当日webメディアコンテンツであさぎーにょさんがアプリをリリースされることを告知したのみ。
そして、リリース初速、無料アプリランキング 5位に。
私も含めた、開発メンバーが一番、現実味を帯びてなくて、びっくりしていました。ユーザーのレビュー数も375件。常務の仕事でのメディアサービスでも、この初速の勢いは、ほぼほぼ経験したことがない体験。
こんなにも多くの人が一日でDLしてくれたことにあさぎーにょさんのファンからの支持の高さを知りました。独自コンテンツを持っている、そして心を動かせる人ってとても強い。
へんてこポップな嬉しいオーディエンス
レビューにはこんな声も多数。本当に、携われて良かった。
誰かの日常にぽんっと心が高まる何かを作れるって最高です。
リリース後サービスの数字も飛び抜けたため、仕込みのPRでもなくメディアが記事にしてくれる事例も作ることができました。
ふりかえり
個人的なデザイナーの中長期の目標に
「自分の代表作になるようなヒットサービスを作る。」と言う目標があります。いろんな積み重ねで、ヒットというものは生まれると思っており、今回の事例でいうと、定量も定性としても初速の勢いは出せて良かったな、と思っているのですが、継続してユーザに使ってもらい続けることが大切...なかなかコンサルのようなものづくりだと、UXの改善も遅出になり難しいこともあるなと、学びました。
ということで、
Androidも随時リリースされるはず!?そうご期待ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?