絵を依頼するのも疲れたよって話 その4(完結)
この話は上の記事を前提とした話です。
【絵の上手さと依頼先候補になるかは別の話】
これは絵を描いている人、いわゆる絵師という人には分からないかもしれませんが、私の様に絵を「素材」としか見ていない人間には絵の上手さというのはそれほど重要ではありません。
絵の上手さよりも重要なのは「頼みやすさ」です。
これには「料金」「使い勝手の良さ」「連絡時のレスポンスの早さ」「責任感」が含まれます。
まず「料金」から説明します。
これはとても分かりやすいと思いますが、依頼料金が高すぎる場合は物理的に頼みにくいです。サブスクの様に完成品から選ぶならまだしも、イラスト作成を依頼した場合は完成するまでどんな絵になるかわかりません。
ちょっとしたギャンブルになるので、あまり高額だと依頼を躊躇ってしまいます。
次に「使い勝手の良さ」。これは料金とも密接に関わります。ぶっちゃけて言ってしまえば、高い料金を払って使い勝手の悪い絵を買いたくないですからね。
あくまで私の場合ですが、他の広告バナーなどでも何度も使い回ししやすい方がお得感があるので好きです。逆に、「絵は上手いけれど使いどころがない」というのが一番困ります。
そして「連絡時のレスポンスの早さ」と「責任感」。これは仕事として金銭的な契約を結ぶのですから社会人としては最低限備えていて欲しいものです。
ですが、俗に「絵師」と呼ばれる人たちはそれが欠如している人が一定数いるように見受けられました。明らかに商業イラストレーターとしてプロを自認している人達と比べると、納期を守れない、クライアントの意向に沿ってくれない、連絡をしても返信が遅くなりがちになる人が多かったです。
このように上に挙げた「料金」「使い勝手の良さ」「連絡時のレスポンスの早さ」「責任感」4つを備えている人が、私的にイラストを頼みやすい人ですね。
これらは依頼の初期段階である程度判別できます。
「上手な絵だけど使いづらそう」「連絡しても返信がないor遅い」「料金が見合わない」などの印象を受けた人への依頼は避けるようになりました。
将来的に「絵で生活できるようにしたい」という人は、この記事の内容を頭の片隅に留めておいてもらえれば、いつの日か役に立つかもしれません。
もちろん、趣味で絵を描いていて、SNSで評価されてちやほやされたいだけの人はなにも気にする必要はありません。著作権者の権利を侵害しないように注意して楽しんでください。
最後に、私の場合ですが生成AIを使う様になってから、この記事で書いた様なことで余計なストレスを抱えることが無くなりました。
生成AIのおかげで、noteで記事を書く時間も作れています。
多分、今現在の私の使い方が、画像生成AIの使い方として適正なのかもしれませんね。
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