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11.「作為と無作為の余白」って?

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

理子:え、だからPick a Bookって、本からそういう自分が経験してない経験を一冊と出会うことで得られたら、って話やろ、なっちゃんが作ってくれたコンセプトって。

夏幸:繋がった!そういうことやな。
理子:だから、出会う本次第で世界の見方が小学校とかの時点で変わるってことをやりたいんよね。その一冊に出会わなかったら別に見方は変わらんわけやん。
とかさ、その本で知った感情とかを知らずに生きていくのと、知った感情を自分の心の中に持って生きていくのではさ、捉え方も発する言葉も変わってくるわけやん。それをりこたちは本でできると信じとるって話よね。
夏幸:そういう話ですね。
理子:やっぱ、コンセプト文の中の「たかが一冊されど一冊」っていうのがそれよね。
夏幸:最後の一行の「作為と無作為」っていう言葉を使ったのもその話に近い。
理子:「その間の余白」ってなんすか?
夏幸:作為は意図的、無作為は狙わずみたいなことなんやけど、Pick a Bookでの本の出会い方って、シークレットブックとして提供しているから無作為的な出会いを演出するわけやけど、演出してる時点で作為的でもある。そのどっちでもあるしどっちでもないみたいなことを言いたかった。
理子:中は完全には分からんけど、本に合わせてなっちゃんが書いた言葉で選んでもらうっていうのもあるしね。
夏幸:そう。作為と無作為ってすっぱり分けられるもんでもないと思うんよ。グレーがあってもいいんじゃないっていう意味もある。それが一冊の出会いに籠ってるっていう話。
理子:買ってくれる人は、これを求めてとかっていうのもあるけど、あくまで偶然ではあるし、その本屋の中にあるっていう制約がそもそもあるもんね。
夏幸:無限にある中から自分で選んだわけでもないからね。たまたまそこの本屋でそこで出会ったものっていうだけだから、その選んでるようで、選んでない。
理子:なるほどです。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年10月14日(月)に『12.暗示的なの信じちゃう|Pick a Bookのコンセプトとデザインと』を投稿します💌
また、2024年10月19日(土)11時00分~17時00分に、JIYUGAOKA CRAFT BASE MARKET@トレインチ自由が丘にて出店します☄️ これまでとパッケージデザインや商品を選ぶまでの体験などを大幅リニューアルしているので、是非2回目の方もお楽しみにぃ!

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