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09.幼少期に将来の選択肢を増やすためにしたいこと

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

理子:アイデアをたくさん生み出すっていう話してたけど、ワークショップみたいなのを定期開催したらダメなのかな。学生とかでもいいんやけど。
夏幸:え、そう。私も学生とか小学生とかと一緒に何かしたい。いろんな生き方の選択肢に触れられるような。だからずっと教師になりたくて教職も取ってるねん。
理子:わかる!だって社会科見学、日産工場よ。あのときに見た何かってさ、社会のもうほんの一部やん。
りこCM好きで、どうやってCMって作ってるんですかっていう質問にCMディレクターって答えられる先生にめぐりあえたから、小さい時になりたいものを持てたけど。
中学1年生の時にも、学校の卒業生が僻地でそこの民族の人が稼げるようにするための取り組みを代表としてやってますみたいな話をしとって、「うわかっこいいな」って思った男の子が教育系で自分で起業しとって。
夏幸:めっちゃいいな。そういうきっかけって絶対連鎖するもんね。少子化で子どもが少なくなってるから市場は伸びないって言われてるけど、未来のことを考えたら絶対大事やん。
理子:根本的に大事やない?小学校の時とかにさ、建築家とかに講演会で来てもらったら、誰か絶対一人でもなりたい人絶対出てくるし。
夏幸:自分がいつか起業するならそういう選択肢を増やせるような出会いを作りたいって思っとったんよ。でも去年まさかのやってる人たちがいるっていうことも知って、やっぱり大事よねって思って。(参考:https://lxdesign.me/)
ちなみにさ、さっきの教育で起業した男の子の話さ、もしそのきっかけが良くないものだったらっていうリスクもめっちゃあるとも思う。何と初めに出会うか。
理子:そうなのよ。りこの学校そっちの方も結構強くて。周り医者しかおらんかった。医者になるために生まれて医者になるために何浪もさせられてる人たちを見てきたけ、他の職業を知らずにそれになって選択肢もなく一生が終わるんやと思った。かっこいいけど、かわいそうっていうか、怖いなって思って。でも本当に学年で3分の1以下ぐらいしか自由に職業を考えてなかったよりこたちの学年は。
夏幸:医者かあ。私の学校はあんまり存在感のある選択肢じゃなかったからイメージつかんけど。
理子:それぐらい医者か看護師っていう選択しかないんよ。だからりこが建築とか言ったら、友達も「何その面白い職業!」「何それ知らない」って感じやし、先生たちも知識ないけ「建築って美術系かな」ぐらいな感じ。
夏幸:学校によって偏りあるのはほんとその通りやと思う。それ決めるの親やしね。
だからさいくつも選択肢を持って、ちゃんと比較することができる状況っていうことがやっぱり結局一番大事だと思うんよ。
理子:それはそうと思う。
夏幸:選択肢にもなりえない可能性段階の選択肢予備軍みたいなものって無限にあると思ってて。りこの学校でいうと、“医者かそれ以外か”っていう状況だと思うのね。つまり“それ以外”を選ばないのは、医者だけ具体的になり方がわかってる、見通しが立つから選択肢になるけど、それ以外はそうじゃないから可能性止まりになる。
逆に、可能性を選択肢に格上げするには、一つ一つを具体的に現実的に検討すればいい。簡単じゃないけど。その上で横に並べてじゃあどうしますかっていうのができないと、ちゃんとした選択肢を作れたっていう状態にはならないんやと思う。それは学生に限らず社会人でもそう。
理子:確かに。だから、そのステップを踏む具体的な例を作るのを想像できるか、前例がいるかが大事なんよね。
夏幸:そうそう。だから、前例がいるからどうしても親か教師が目指す職業になりやすいんだと思う。
理子:自分がそうなることを想像できないのは無理やもんね。
夏幸:そういうこと!だから、大学の時とかに思ったのは、偉い人100人の経験談が載ってるみたいなキャリア系の冊子ってめっちゃ色々あったけど、なった人たちがなった像を喋るんじゃなくて、なり方を喋ってくれと思っとった(笑)
理子:どこで何をして、どこでどういう資格を取って、どの時期に部長になってとかね。
夏幸:そうそう。何が人生の目的で、他にどんな選択肢があって、でもこういう背景でこっちを選んで、そのために何が必要でって。結局その上り方が大事で、上り方をいくつ並べられるかなだけやなってめっちゃ思う。
甘えかもしれへんけど、急な外部的な要因が与えられないとなかなか選択肢ってできひんよなって思う。だからこそ、外部要因を作りたい。っていう、選択肢の話でした(笑)
理子:うわーでもマジで小学生とか中学生とかにもっと面白い職業を教えたい。
ある程度決まった状態のときに選択肢を与えられてもまたむずい話やからさ真っさらの状態のときに選択肢もっと与えてよって感じじゃない?
夏幸:めっちゃ思うで。もっと想像力膨らませられたと思うし。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年10月10日(木)に『10.自分が経験してないことを教育で。いや、本でも。|Pick a Bookのコンセプトとデザインと』を投稿します💌
また、2024年10月19日(土)11時00分~17時00分に、JIYUGAOKA CRAFT BASE MARKET@トレインチ自由が丘にて出店します☄️ これまでとパッケージデザインや商品を選ぶまでの体験などを大幅リニューアルしているので、是非2回目の方もお楽しみにぃ!

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