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プログラム15thを観た

プログラム15thとは、UNISON SQUARE GARDENの結成15周年をお祝いしたUNISON SQUARE GARDENによるUNISON SQUARE GARDENのためのライブのことである。


熱も冷めやらぬままもう昨日の出来事へとなってしまいました。時の流れは残酷ですね。(?)

ユニゾンの好きなところを100個言えと言われたら500000000個答えることができるのですが、これくらい話を盛るくらいには大好きなロックバンドなんですけど、とうとう15周年。早いですね。


そう、早いと思っていたんです。


10周年の記念が当然5年前。武道館のライブDVDは何度も観返しました。元気な時、落ち込んだ時、疲れた時、なにか成し遂げた時、掃除しながら観ようと思ったら掃除をほったらかしてガン観していた時。いろいろな時に観て聴いて励まされてきました。元気をもらってきました。
11年目もいくぜと変わらぬまま走り続けるロックバンドのかっこよさたるや。これはユニゾンに殊に言えることなんですけど、本当にブレない。音楽もスタイルも一貫していて冷静でかつ熱血。とんでもないです。
そこからも三人は変わらず音を鳴らし続けています。五年なんてあっという間でした。アルバムも2枚出しているし(DUGOUT ACCIDENT、Bee side Sea sideを合わせたら4枚!)シングルも連発していててんやわんやです。鬼のようにストイック。かっこよすぎる。


そんなわけでユニゾンの音楽を楽しんでいたらいつのまにか結成15周年のアニバーサリーイヤー。
7月27日のライブはまさにお祝いのためのライブだったんです。普段お祝いなんてされたくねぇしされてやんねぇってギンギンガンギマリのロックバンドもへらへらしてくれます。嬉しい。



開演当日、都合によりひとり遠征でのこのこやってきたのですが(ぼっちだけどぼっちじゃないよ!)、かなりそわそわしてました。そわそわもしていたし、とにかく楽しみで楽しみでなりませんでした。
余談ですが、ここ2、3年よくいろんなライブに赴くようになったのですけど、ユニゾンは群を抜いて抜群です。比べるものことでもないし、それぞれのよさがそれぞれに輝くからその時間がその体験が好きだからいろんなバンドのライブに行くのですけど、あと贔屓目もあるかもですけど、とにかくバチバチにライブのクオリティが高い。高すぎる。
中でもとにかく音楽を楽しめるバンドでライブだと思っています。だからこそ楽しみでなりませんでした。でも普段よりも緊張していました。ライブ前ってめちゃめちゃ緊張しませんか?これ言ったらお前だけやろと落ち着くように言われたことがあるんですけど、まあそれくらい緊張してしまうんですね。でもユニゾンのライブはいつもわくわくが勝るのです。
それなのに今回は時が開演に迫るにつれてそわそわがえげつなかったです。開演します。




開幕。あの曲が流れる。
青いライトに照らされて三人は登場します。これも、いつもどおりの三人。いつものあの曲に背中を押されるように、誰しもが待ちわびた一瞬がそこにはありました。


最初の曲なんだったと思います?
これ絶対誰も当てられないと思います。自分も無理ですわ。


お人好しカメレオンご存知ですか?


ご存知の方、ご飯行きましょう。なんならラーメンおごります。そうかそうか君はお人好しカメレオンを知ってるのか〜〜!と言って好きなだけトッピングしてごらんと券売機の前に立たせます。


このお人好しカメレオンという曲、なぜ誰も予想できないのかというと、「ライブではやらない」といつかに公言していたのです。
なのに!15周年の!1曲目に!お人好しカメレオン。なんてこったい涙が勝手に流れやがる。止める術もないです。もう、楽しくて楽しくて嬉しくてめでたくてやさしくて強くて全てが輝いていて、視界が霞みました。ああ、大好きなロックバンドが、大好きな曲を奏でている。最高じゃないですか。さいこうなんですよ〜


そして次の曲がなんとなんとシャンデリア・ワルツなんです。ラストか?
シャンデリアワルツはそれはもうとにかくライブで聴いてくれそしたら二度君はシャンデリアワルツを好きになるだろう。そういう曲です。一度目は音源で、二度目はライブで、どハマりしてください。ばちばちです。かっこいい〜二曲目から飛ばしすぎじゃん〜〜!?となりながら飛び跳ねてました。楽しすぎる。


君の瞳に恋してない、とってもいい曲ですよね。いい曲です。ちょうど西日を背に感じ始めていて(晴れバンド!)とても歌詞にマッチしてとてもよきよきでした。この曲は15年の流れでみればごく最近の曲だと思うんですけれど、そう感じさせないものがあるような気がします。もちろん新しさはあるんですけど今までの良さというか馴染みもあると思うんですよね、なんて言えばいいのかはわかりません!聴いてください


少し間を置いて流星のスコールです。
えっ流星のスコール??
ここでようやく事態の重大さを思い知ります。
15周年のお祝いだ、と。
このロックバンドは15年の時を今この大阪舞洲で表現しているのだと。
泣きました。感涙です。最初は音とかリズムが好きでバンドを意識して聴くようになったのですが、歌詞もとんでもないんですよねぇ。なんだかとても歌詞が響きました。田淵の言語化の能力もあわさって、斎藤宏介の歌という表現力に震えます。


次が問題のinstant EGOISTです。
この曲みんな大好きでしょ絶対そう。自分はそうです。この曲が収録されているアルバムCatcher in the Spyを聴きまくってこのinstant EGOISTを聴きまくってていうのをやりますよね。自分はそうです。とにかく聴いていて楽しい曲です。しかも野外でこんなの盛り上がらないわけないですよ。楽しすぎた。あと田淵の再現度の高さに一同にっこりです。武道館の時は完全停止の演出だったんで今回どうなるんかな〜!?とわくわくそわそわだったんですけどバチバチにキメてくれましたね。ボーカルも田淵の雄叫び(?)に笑ってましたね。いい笑顔だ。
あっ!?ていうかこの曲あれですか?もしかして5年おきにお祝いの時だけにやってませんか!?いや自分がいった公演がたまたまやってなかっただけなのかな…気になりますね、あとで調べておきます。


リニアブルーを聴きながらInvisible Sensationと続くのですがこれ気づきますよ、ユニゾンひとりでにアニソンメドレーできますよ。すごい。つよい。
でもInvisible Sensationはアニソンという感じはいい意味で感じなくて、すごくユニゾンの曲としてみられている感じがして(他のがそうじゃないという訳ではないけどほんのりそんな気もするのだ)とてもとても素敵です。わりと指折りで好きな曲ですしとってもいい曲だと思います。好きです。生きてほしい、だなんて生きるしかないじゃないですか。生きましょう。


8月、昼中の流れ星と飛行機雲
隠れた名曲です。聴いてください。いい曲すぎて収録アルバムDr.Izzy聴いた人は必ずこの曲の魅力に気づきます。そして必ずいいねって言います(自社調べ)。
まさかこの場で聴けるとは思ってもみませんでした。めっちゃアルバムの曲やる〜!て感じですよね、その時のツアーでしかやらないような曲をやるのですよ。これってつまり15周年をまるっとツアーしているってことだと思うのです。そして ああ その距離がゼロになる…あわわ…。


しんみりユニゾンをぎゅっと余韻に浸りそして浸る間も無くオトノバ中間試験に突入です。
その前にセッションがあったんですけどそこからのつなぎがもう本当に最高〜〜なんです。セッションがあるのがすげぇ嬉しいんですよ。ライブならではの完全お楽しみです。音源化すると必ず通して聴いた後にセッションやドラムソロを聴きに戻ります。毎度のことながらつなぎうますぎてきたきたくるとは思わなかったいやでもくるような気もしてた!って爆上がりです。多分周りにいた人みんなそんな感じでdead or alive!って叫んでましたね。この曲をライブで生で完遂するユニゾンってやっぱりとんでもなくとんでもないです。鬼です。たくましすぎます。楽しすぎる。なんかずっと楽しいですね。




…はい!長くなるのでこのnoteは前編後編に分けます!(???)
これ、自分しか楽しくないですけど大丈夫ですか!?自分の楽しい最優先でやらせてもらってます!ありがとうございます。いつもですわ。

気がついたら1曲ずつ感想書いてますね。ライブのざっくりした記憶と感想と色々をうまいこと短くまとめようと思ってたんですが、書き出したらこんなことになっちゃいました。てへ

というわけで近いうちに後編書きます。

音楽はいいぞ。ライブはいいぞ。
ロックバンドはかっけぇ


それでは。ありがとうございます

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