JHAudio ROXANNE-AION レビュー
みなさん、こんにちは。まついちです。普段はイヤホンを中心にブログで執筆活動をしています。
普段は、エレクトロニクスやEDM、POP系の曲をよく聴きます。
今回はONZOさんから「JH Audio ROXANNE-AION」を借りることができましたので、レビューしたいと思います。
視聴環境はFiiO M11PROに直挿しです。
【JH Audio ROXANNE-AION】
JHAudioといえば、オーディオマニアなら誰もが知る有名ブランドでしょう。
Roxanne AIONはこれまでの伝統を受け継ぎながらも最新の技術を搭載したモデルです。
特に、片側12BAドライバーや7pinケーブルは類をみないでしょう。
【外箱・付属品】
では、早速、外箱から見ていきましょう。
一番外の箱は、JHAudioシリーズのおなじみデザインです。
そこに、ROXANNEが堂々とプリントされています。
一番外の箱をスライドさせると、JHAudioのロゴが刻まれた別の箱が現れます。
こちらの箱は右側がマグネットでくっついており、パタパタと開封することができます。
いよいよ開封すると、重厚なケースが出てきました。ケースにもJHAudioのデザインが施されております。ケース自体は金属でできており、とても重いです。その分、とても頑丈で高級感を醸しだしています。ケースの上部をスライドさせると、中身を取り出すことができます。このケースの中にイヤホン本体は入っているのですが、後ほど紹介します。
その他の付属品を紹介します。
ケースの他に、イヤーピース、ナンバープレート、説明書、掃除ブラシ、BASSコントロールドライバーが入っていました。
イヤーピースはコンプライとシリコンイヤーチップがそれぞれ3サイズ付属していました。
では、イヤホン本体を見ていきましょう。
【イヤホン本体】
ケースを開くと、イヤホン本体といよいよご対面です。
イヤホン本体は左右別にぷちぷちに梱包されており、厳重に保護されていました。
ぷちぷちをそっと、外すと、綺麗なフェイスプレートが現れました。
フェイスプレートにはJHAudioのロゴが刻まれております。
その周りはキレイな白銀で満たされており、高級感が漂います。
筐体は大きめですが、ステムが長く、耳にしっかりはめることができます。
筺体が大きいため、しっかりと存在感があり、一種のアクセサリーのようにも見えます。
ケーブルはなんと7pinという珍しいタイプです。
着脱は簡単で、耳元にはワイヤーが入っています。
ワイヤーに癖があり、取り回しは良好とは言えませんが、特に気になりません。
そして、大きな特徴がBASS CONTROLです。
なんと、ケーブルの途中にこのようなダイヤルが備わっています。
このダイヤルを、付属のドライバーでくるくるとさせることで、低音の量感を自在に操ることができます。
自由に音を操ることができるのは、面白いポイントですよね。
ケーブル端子は3.5mmです。
では、いよいよ音楽を聴いていきましょう。
音質
全体的にとてもバランスが良く、オールジャンル無難にこなせるというのが、第一印象です。
highからlowまで偏りなく素敵に音を鳴らしてくれます。
また、ロックからクラシックまで美しく表現してくれます。
破壊的な特徴はないのですが、どの曲でも無難にこなしてくれます。
詳しくレビューしていきます。
high
耳に刺さるということはなく、ウォーム系で自然にならしてくれます。
刺激を求める方には少し物足りないかもしれませんが、優しく気持ちよく高音を楽しむことができます。
ハイハットなどの楽器も、曲を邪魔しない程度の存在感でバランスよく響きます。
mid
highより少し前に出てくる印象です。
さらに、highやlowと上手く調和がとれていて、音楽を聴くのに一番気持ちいいバランスを保っています。
歌詞のある音楽では、あくまでも曲の主人公は歌声だということを知らせてくれる音です。
low
ギターや、ベースの鳴りが非常に気持ちいいです。
音が一粒一粒際立って聴こえるというよりかは、なめらかに滑るように鳴らしてくれます。
特に、あらっぽい曲でもマイルドに仕上げてくれます。
また、なんといっても、BASSの量感はドライバーをいじることで自在に調節可能ですから、自分好みにカスタマイズすることができます。
最強にしてしまうと、highやmidが埋もれてしまいました。自分的には中間が丁度良かったです。
サウンドステージは特に広いとは言えませんが、まとまりがあり、順当な音楽を楽しむことができます。
本来の音とは何なのかしっかりと確認することができる。そんなイヤホンでした。
最後に
ここまで見てくださり、ありがとうございました。
ONZOさんでは、イヤホンのサブスクリプションサービスを受けることができます。
様々なイヤホンを聴いてみたい方や、地方在住でなかなかイヤホンに触れる機会がない方はぜひ、利用してみることをオススメします。
実際に私も様々なイヤホンをレンタルすることができて、生活が豊かになりました。
イヤホン好きの方は必見です。
それでは、失礼します。