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『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』

みた

東大の900番教室で行われた討論会のドキュメンタリー。この討論会に実際に参加していた元全共闘の人々、あとは元楯の会の人々、三島由紀夫に造詣が深い人たちに話を聞いている。

討論会自体はまじでほぼ何言ってるかわからなかったんだけど…笑 あの場の熱気とか、全共闘の人々の笑い方とか、三島由紀夫の存在感とか感じ取れたのはよかった 映像の醍醐味

あとは結構、見せ方が派手だなと思った 音楽の使い方とか、フォントとか ドキュメンタリーって起承転結意識してるわけじゃないだろうから、エピソードが地味になりがちだとは思うんだけど、ドキュメンタリー×装飾 ってどうにも押し付けがましく感じちゃうかも むず〜〜

特定の時代を「〇〇ができた最後の時代」って評価するの個人的に好きじゃなく…文化も社会も変わり続けてるんだから、〇〇に該当する他のものが絶対に登場してきているはずで 過去を美化して現在を悲観するのって、何も生み出さないと思うんだよなあ どうなんだろうなあ 何かを評価するのに、何かを卑下する必要なんてないのに! 今の時代は前より劣っている、だから君たちが頑張れよ!って伝えたかったのかな 真意を伝える手段はたくさんあるので、私がたまたま好きじゃない手段だったってだけ 

同じドキュメンタリーだけど『私たちの青春、台湾』とはやっぱり構成とか見せ方とか全然違って面白かった 

(人から見たらそれが正解か不正解であるかどうかは別にして)自分の人生の正解を知っていた三島と、正解がわからずにもがき続ける台湾の若者たちのドキュメンタリーの雰囲気が違くなるのは当たり前だよなとは思いつつも

私的にはもがき続ける人たちを記録したいなと思った

言語化する努力は続けるべきだけど、結局、たくさん触れて、たくさん学んで、たくさん実践する、しかない ということを理論を摂取しすぎた時に諭される(自分に)


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