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「存在の芯」 -無と微塵の間で- :第四幕



シーン13:ニュートリノ観測所入り口
 
サユリ:(わくわくした様子で)
ニュートリノ観測所…地下深くって、どんなところなんだろう?
 
レイ:(ゴーグルを装着しながら)
未知の素粒子を観測するなんて、ワクワクするね!
 
:(タブレットで資料を確認)
ニュートリノは、物質をほとんど通り抜ける幽霊のような素粒子なんだ。観測は難しいけど、宇宙の謎を解く鍵になるかもしれない


シーン14:エレベーターで地下深くへ
 
サユリ:(エレベーターの表示を見て驚く)
どんどん深く潜っていく!まるで地底探検みたい!」
 
レイ:(壁に触れて)
ひんやりしてる。きっとすごい装置があるんだね」
 
: ニュートリノは、他の物質とほとんど反応しないから、
観測には巨大な装置と、周りのノイズを遮断する地下空間が必要なんだ

シーン15:観測施設内部
 
サユリ:(巨大な水槽を見て)
すごい!これがニュートリノを観測する装置?
 
レイ:(水槽の壁に触れようとして光に止められる)
触っちゃダメだよ。
ニュートリノが水とごくまれに反応した時に出る光を検出するんだ
 
: この水槽には、超純水が入っていて、壁には高感度の光センサーが
びっしり。ニュートリノが反応したかすかな光も見逃さないんだ


シーン16:観測データを見つめる
 
サユリ:(モニターに映るデータを見て)
これがニュートリノの反応?なんだか神秘的だね
 
レイ: このデータから、宇宙のどこで何が起こっているのかが分かるんだね
 
: そう。ニュートリノは、遠くの星の爆発やブラックホールからも
飛んでくる。     
宇宙の謎を解くメッセージなんだ



シーン17:出口へ向かう
 
サユリ:ニュートリノ、すごい!もっと知りたいな
 
レイ: 次はどんな素粒子の謎を解き明かそうか?
 
: 素粒子の世界は、まだまだ未知のことだらけ。僕たちの探検は続くよ!

フェードアウト
 
ナレーション
素粒子探偵団の冒険は続く。
次はどんなミクロの世界が彼らを待っているのか?乞うご期待!


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