
メタバース考察してみた② メタバースのビジネスチャンス
こんにちは!メタヨミ研究所のミツヤです。
通常業務であるPRのお仕事と、メタバースの動向調査に勤しむ日々を送っております。
今はメタバースは転換期を迎えており、すぐにでは無いにしても10年以内に実現すると言われています[1]。
今回はあらゆる業界の常識を大きく変えるであろうメタバースのビジネスチャンスについて少し解説したいと思います。
1.仮想空間に特化した求人サイト?
あなたは「メタジョブ」というサービスをご存じでしょうか?
メタジョブとは、メタバースやリモート接客など、新たな事業に取り組む企業と、新しい働き方を探す人をつなぐ世界初のマッチングサービスです。

一言で言い換えると、仮想空間で働ける仕事を集めたバイト求人サイトです。
実際どんな仕事が募集されているか見ると、仮想空間で行われるイベントや展示会等のスタッフ募集がされています。

自宅でメタバースを介して接客を行い対価を貰う、本当にすごい時代になっています。
2.メタバースはより繋がりを強くする
上記のメタジョブの事例は、今までリアルでしか出来なかった”接客”という業務を仮想空間で可能にしています。
他にも、メタ社のサービスHorizon Workroomsは、地球の反対側にいる人と一緒にリアルの様な臨場感がある会議を可能にしています。

ホワイトボードに書き込んだりスライドを映したり、遠くの人の声が遠くから聞こえたり…
今までリアルでしか出来なかった事が次々とメタバースで実現し、簡単に深く繋がっていく世界へと変化しています。
3.より世界と繋がるが...
メタバースでより簡単に繋がる世の中にワクワクする反面、懸念すべき点も存在します。
それは簡単に繋がり、地理的な障壁が無くなると「全世界が競合となる」という可能性が出てくるという事です。
今まで国内で競っていた職種・業種も、メタバースが普及することで地理的な障壁が消えた時、日本人は全世界の人々との競争に勝っていかなければなりません。
メタ社が公開した「メタバースでのビジネスチャンスを理解するための3つのポイント」によると、こんな一文があります。
”メタバースの到来を見据えつつも「今」への集中を疎かにしない”
これは、メタバースによって地理的な障壁が取り払われた時、競合は世界中に広がるというメッセージとも読み取る事ができます。
逆を言うと地理的な問題で海外進出出来ていなかった企業や業種に関しては、大きなチャンスとして捉えられると考えています。
是非、メタバースの未来を見据えつつ、ご自身の仕事を高めていきましょう!
[1] メタバースでのビジネスチャンスを理解するための3つのポイントhttps://www.facebook.com/business/news/metaverse-business-opportunity-insights