世界は狭い。
ちょっと大袈裟かもしれない。日々の生活で、周りの知人も友人もお店の人でさえも、"World is getting closer" という。なんのこと?
ゴールドコーストは、日本人にとってはオーストラリア有数の観光都市として知られているのは言うまでもないだろう。それだけあって、観光客以外にもたくさんの駐在員や留学生、ワーホリなどでゴールドコーストに滞在する日本人は多い。(近年増え続けている)
日本人が多いと言うことは、多少なりとも現地の人々の生活の中に日本の文化が浸透しているに違いない。現に、街の至る所に "Sushi train" とよばれる回転寿司やラーメン、鉄板焼き、和牛専門のレストランなど日本人に馴染みのある食文化があちこちで堪能できる。(庶民的な暮らしを送る筆者は、金銭的な理由で行きたくても行けない。笑)
もちろん、他の国にもそんなようなお店がたくさんあるだろう。ただ、筆者はこれまで豪州以外にも数カ国住んだり訪れたことがあるのだが、豪州(とりわけゴールドコースト)に限っては日本との"距離の近さ"が感じられる瞬間が圧倒的に多い。(個人の感想)
例えば、先日あるお店に行った時。店内の商品を見ていると、お店の店員さんに話しかけられお話していると...。
『日本のどこから来たんだい?』
『〇〇cityだよ』
『おー!僕の家族が〇〇cityの近くに住んでいたんだよ!○○cityの□□wardだよ。』
『本当ですか?!僕以前□□wardに住んでいましたよ!笑笑』
『世界は狭いねえ〜』
もっと身近なところにも日本を感じられる瞬間が。知人と日本の調味料について話していると...。
『キューピーマヨネーズ、美味しいよね』
『豪州でも有名なんだね!どこで買っているの?』
『そこのスーパーだよ』
『え?!(豪州ではお馴染みの)あのスーパーに?!』
『そうだよ。数年前までは日本の食品を専門に扱っているお店にしかなかったんだけど、最近はどこにでもあるね〜。世界は狭くなってきているね。』
みんな、会話の最後に『世界は狭いね。』という。
これは、多様性と深く関わっているに違いない。
次回は、多様性について話そう。
※もちろん、全て個人の感想