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vsコンサドーレ札幌

3月9日 札幌ドーム 晴れ

北海道という遠い地にも関わらず、中継で見てもわかるくらい多くのサポーターの方々が足を運んでいた。選手はこの期待に応えなければいけない。本当に悔しい結果に終わった。

今日の試合はDAZNで観戦し、気になった部分を確認することが出来たので、その点をいくつか見ていきたい。DAZNに加入している方はそちらの映像と合わせてご覧ください。スタメンは以下のように配置されました。エウシーニョをいきなり、SH起用することに。

まずは前半8:25。北川がクソンユンまでプレスを掛けると、GKはパスミス。それを拾った竹内は少し運んでから北川へパス。その北川は中村の前のスペースを狙ってダイレクトでフリックするも反応できず。そのままGKまでそのパスが流れると、GKはダイレクトで宮澤に返し、その宮澤はドフリーのチャナへ。

いつもの竹内ならここは予測しパスコースを消せていたはず。しかも竹内がマークすべきは彼しかいない。それが出来てない。前半早々にこのシーンを見せつけられ少し不安になった。また、北川はこのようなシーンでフリーにも関わらずフリックしてしまうシーンをよく見る。彼の持っている力でそのようなプレーを安易に選択してしまうのはもったいなく感じてしまう。

そしてもう一つ。18:40あたりからのシーン。下記の図のように上手くサイドに追い込んだ。かと思いきやチャナの動き出しで一気に乱される。

チャナが河井を引き連れて行くことでスペースを空ける。

そうなることで中村とエウシーニョが2vs3の状態を作られてしまう。そしてこの瞬間に致命的なミスが出てしまった。

中村はこの空いたスペースを埋めるべきだったが黒塗りされている相手へのパスフェイクに掛かってしまった。その瞬間に背後にいた相手選手がチャナの空けたスペースでボールを受ける。

チャナは動きを止めることなく、河井を引き剥がし、立田の裏のスペースを狙った。そうすることで立田はカバーに入らざるを得ず、真ん中に武蔵vsソッコ専用のドフリースペースが生まれた。

最後は見事にそこを通され、スピードに勝る武蔵が振り切って先制点。ソッコの対応ももう少しなんとか出来たのではないかと思ったが中村のプレス部分は完全にチームとしての連携なので、そちらのミスの方が重大かなと。ボールを奪うことが目的なのか、ゴールを守ることが目的なのかをはっきりさせなければ、このようなシーンが生まれてしまう。

残りの4失点は似たパターンによる失点。相手の個の能力の高さでやられてしまい、こればかりはどうしようもない。

唯一の希望の光は、滝が2本のシュートで2点決めていること。彼に勝ち点をもたらすゴールを決めて欲しい。どうか報われますように。

札幌まで足を運んだサポーターの方々には頭が上がりません。本当にお疲れ様でした。お気をつけて、帰路に着いてください。

3月13日のルヴァンカップ、ジュビロ戦は現地観戦予定です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。まずは公式戦初勝利をもぎ取りたい。

今年の春に大学を卒業し、県内企業に就職。様々な形でエスパルスの事を書いていこうと思います。清水エスパルスを全力で応援しています。