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vs松本山雅FC

清水エスパルス観戦記 3

3月6日 サンプロアルウィンスタジアム 曇り/雨

試合が開始する前から天気が怪しく、いつ雨が降ってもおかしくはない天候。風も冷たく、アウェーの洗礼を受けた気分になった。平日のナイトゲーム、さらにはアウェーゲームとなるとサポーターの数はグッと少なくなる。その中でも非常に多くのサポーターの方が足を運んでおり、今シーズンの勝利を待ちわびたサポーターが数多くいることは容易に推測できた。

ちなみに、松本-清水の入場者数8048人は同日開催された名古屋-神戸の13570人に次いで2位の動員数であった。

そしてスターティングメンバーは以下のようになった。

清水はDFラインの枚数が足りないことから、3CBを構成できないため、4-4-2。松本は3-5-2で構成。

ここで注目したいのが、リーグ戦では3CBの1人として出場しているヴァンデルソンがスタメンに名を連ねていたことである。これが何を意味するのかは監督にしかわからない。しかし、中2日でアウェー札幌戦があることを考えると、この出場には何か意味がある。竹内は実戦慣れのための出場はであることは推測できるのだが...

次節ヴァンデルソンを外した4-4-2に戻すのであれば納得ではある。やはりそれも次節になってみなければわからないので、推測はここまでにしておくとする。

立ち上がりから前半終了までは、松本に主導権を握られっぱなしの状態。両翼の石毛と高橋は守備に奔走し、攻撃どころではなかった。DFラインから中盤までオールラウンドにこなす水谷が左SBに入ったが、連携面やポジショニング、1on1の対応に慣れるまでに少し時間が掛かってしまった印象。石毛、水谷、二見のほぼ即席のところをことごとくベテラン田中隼磨に狙われた。そして前半早々に先制点を奪われてしまい、そのまま1ー0で前半を折り返した。

後半になるとヨンソンお得意の修正が入ったのか清水ペースでボールを保持する時間が増えた。滝とテセの距離感が悪かったのである。滝が外に流れたら石毛もしくは高橋がそこを埋めるといった基本的な連携が不足していたので、そこを修正したことでテセに縦パスが入ったあとのパスコースができた。

そして後半11分、待望の同点ゴールが生まれる。

滝→テセ→(高橋)→ヘナト【※()はスルーです。】この流れのまま逆転ゴールを狙う。後半立て続けにヴァンデルソンに代えて立田、竹内に代えて六平を投入。さらに攻撃が活性化すると何度もゴールに迫った。

しかし89分に、石毛が前を向こうとしたところをインターセプトされ、その流れの中でミドルシュートを決められてしまう。

今日の2失点は結果的には無理に繋ごうとした結果、失点に繋がってしまったものである。もう一度言うが結果的には、だ。繋ごうとすることは決して悪いことではない。簡単にクリアすれば相手が拾い、二次攻撃が始まってしまう。しかし、立ち上がりと疲れのピークの時間帯という1番やられてはいけない時に失点してしまうのはいただけない。この時間帯に失点するチームは決して上位にはいけない。それだけは断言できる。

若手主体のチームだからこそ、失点する時間帯には注意しなければならない。

ルヴァンカップはまだ終わったわけではない。残りの試合で若手がさらに躍動する姿を期待したい。

この試合は出場機会のなかった平墳や西澤、伊藤といった若手もどこかのタイミングで必ず出場する。彼らも出たときには「やってやる」という気持ちを持ってやって欲しい。

次節、札幌戦は現地観戦は叶わなかったので自宅DAZN観戦。面白いシーンがあれば取り上げてみたいと思います。

札幌まで行かれる方、体調には気を付けてください。私も家から全力で応援したいと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。











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オヌジム
今年の春に大学を卒業し、県内企業に就職。様々な形でエスパルスの事を書いていこうと思います。清水エスパルスを全力で応援しています。