見出し画像

練馬区 ゆ〜ポッポ

2021.10.12.

今日はやや重めの仕事帰り。
20時前に仕事を終え、疲れちゃったなあと思いながら、どこへ向かうかの検討に入る。家人に言わせれば「それも仕事みたいだね」とのこと。

練馬区銭湯の陥落まで、もう少し!ということで、「平和台」駅のこちらに決定。
参考までに、WEB1010の紹介記事はこちらもどうぞ。

駅からはわかりやすい道のりで、てくてく7分ほど。
外観はビル型銭湯なのだが、白い壁と緑色の看板は珍しい配色に感じる。そして、私自身も安易に「ゆ〜ポッポ」と書いているものの、ようく見てほしい。「ゆ〜ポッポ⚪︎⚪︎」と⚪︎が三つ。なんと読むのだろうか。

画像3

入り口のマットも〇が三つ。
お店の方に読み方を尋ねればよかったな・・。

画像2

靴箱は100円返却式なので、小銭を用意しよう。ロッカーキー紛失が多かったためだろうか。
回数券の販売部を見ると、サウナ代は370円で、大小タオルとサキー、サバッグをお借りできる。
大人入浴券480円+サウナ代370円=850円、もしくは入浴回数券440円+サウナ代370円=830円の計算だ。

画像1

記事によると、現在の建物は1998年に建て替えたものだそうで、その際に「朝日湯」から「ゆ~ポッポ」に屋号を変更したのだそうだ。しつこいようだが、本当は〇三つなんだけどもね。
例によってフロントのおじいさんに回数券とサウナ券をお渡ししつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取は後回し。このおじいさんこそ、銭湯経営50年のご主人ご本人のようだ。記事抜粋で恐縮だが、ご主人は学生時代に受験で挫折し「日本一の風呂屋になろう」と決意したのだとか。「でも風呂屋の世界には“上”がたくさんいて、日本一どころじゃなかったね」とのこと。
ちなみに、銭湯専門ではない建築会社が建てたとのことで、造りが独特だというが、先ずは入ってみましょう。

脱衣所も靴箱と同じく、100円返却式。忘れないように回収されたい。
脱衣所と浴場の仕切りのガラス戸が温室の様にも見えて、清潔感がある。
浴場は、入り口から左回りに、扉を出て露天風呂、エステジェット、座風呂二席、バイブラ湯、変わり湯、立ちシャワー一基、カラン、水風呂、ボナサウナのレイアウト。室内のお湯は正方形のものは少なく、カーブも多くのびのびとした印象だ。
露天風呂には打たせ湯、かなり高い位置にツインバスターが設置されているが、発動させるボタンが見つからない。もう動いていないのかな?天井を見上げると、半分空が見えている。今日の小雨模様が恨めしいが、霧雨が舞い降りてくるので、それはそれで気持ちいい。
カランは仕切りの付いているところと、ついていないところが選べる。立ちシャワーは使い方がわからず、断念。蛇口とハンドルがあり、水が出そうで出なかった。
座風呂は、都内一パワージェットといっても差し支えないだろう。リラックス風呂と銘打っているものの、かなり強め。マッサージチェアいらずともいえる。ちなみに水枕は冷たくなかった。
変わり湯は日替わりハーブ湯らしいのだが、脱衣所で常連さんが「貸し湯だね」といったのか「柏湯だよ」といったのか判明しておらずではあるものの、薄い緑色だった。柏湯かも知れないし、薄まったパンダ湯かも知れないが、いずれご自分の目で確認してほしい。
そして奥のレンガ作りの一角がサウナとなっており、室内は70度とあるが体感では90度くらいあるではないか。また、ボナサウナとしてはかなり広めの二段タイプで、各段に6人くらい座ることができそう。無音のジーンとしたスペース。私自身はテレビがあるとベストなサウナに感じるものの、無音の中、気の合う常連さん同士でのおしゃべりも楽しいだろうなあ。
仕事帰りでも遠慮なく大量な汗、やや丈短めのバスタオルが引き取ってくれる。これはいいね。たまたま先客だったお姉さんに「ここはいつも空いているんですか?」と尋ねると、その方も初訪問だったそうで、普段は埼玉県「極楽湯」や板橋のスーパー銭湯に訪れているようだ。「ここは穴場ですね」と両者納得。
残念といえば残念なのが、水風呂がぬるいこと。あるだけありがたいのだが、30度くらいなので、であれば冷シャワーが使えたらよかったかな。

小一時間でお風呂を上がり、そういえば「ドライヤー無料」とあったなあと見てみるが、有料のようだ。
ロビーは広々、地元のヤンキーの毛を抜いたようなお兄さんたちがくつろいでいた。帰り際には挨拶をしっかりしていたので、やはり教育の大切さを改めて感じる。

お風呂帰りに、例によって事情聴取を。
現在はご主人が三代目で、初代は新潟県ご出身とのことだ。ご家族では文京区エリアで「朝日湯」「松の湯」を経営されていたようだが、どちらも40年前と平成4年(どちらの年代がどちらの銭湯かは不明)に廃業したとのこと。残念だが、「朝日湯」のルーツはそこにあったのだろう。

おや、フロント脇を見てみると、ヒトデ・・。
ジャムの瓶に入れられたヒトデをくださるって。欲しい人は行ってみてね。

画像4

定休日は、おそらく月曜日と最終火曜日なのだろうか。

画像5

帰り道も、小雨が降っており、秋が深まってきたねえ。
それにしても、ライフが目立ちますね。

画像6

お遍路番号 練馬 5
住所 〒179-0081
練馬区北町6−4−13
電話番号 03-3933-3564
公式ページ
ホームページ
アクセス 東京メトロ有楽町線「平和台」駅 徒歩3分
休日 月曜 ※祝日は営業
営業時間 15:00−23:00 ※入店は22:00まで

いいなと思ったら応援しよう!