江戸川区 みどり湯
2021.1.10.
今日の二軒目はこちら。「亀の湯」から南に向かっててくてく20分ほど住宅街を歩くとある、こちら。
外装は立派な千鳥破風で、内装はポップな壁紙の居間の雰囲気。常連さんたちが三人でおしゃべりを楽しんでいて、いい感じ。
フロントには感じのとてもいいおじいさんがおり、例によって回数券でお支払いし、スタンプを頂戴する。姉妹店についてはないようで、フロントの店主は二代目とのこと。先代が石川県ご出身で、川崎、横須賀、品川と職場を移してここに辿り着いたのが昭和40年だそう。59年には番台からフロントに、平成12年にはお風呂のレイアウトを正面壁に沿う形から、男女境目に沿った形に、そして3年前には屋根をメタルにするなど、内普請を数回。とはいえ、柱や脱衣所のレトロなライトなどは昔のままなのだそう。ライトは文京区の豊川浴泉のものと似ていたなあ。
さて、では浴場にゴーウ。
男女の浴場の壁沿いに、掘ったタイプの浴槽が並ぶ。奥から電気風呂がある。かなり弱めで、電極板との距離は保ちつつ、はじめて腰まで湯に浸かってみた。おおう、びりっとくるぜ。それを見ている常連さんと電気風呂トークをしてみたり。その手前には白湯、そして端っこには一口と二口のジェットバスが並ぶ。横長と縦長で、イメージは違うのだろうなあ。縦長の方がスタイリッシュに感じるのは気のせいだろうか。特筆すべきは、左右に一席ずつある立ちシャワー。いずれも二つのノズルがあり、お湯と水とそれぞれ専用になっている。こんなのはじめて見るよ。低い湯船に滑りにくいタイル。高齢の方でもきっと安心なお風呂だね。
安心もいいけれど、さらにつづくハシゴ風呂。行ってみよう!
お遍路番号 江戸川 38
住所 〒133-0052
江戸川区東小岩1−17−18
電話番号 03-3659-5873
ホームページ
アクセス 総武線「小岩」駅よりバス。「東小岩1丁目」下車、徒歩3分
休日 月曜
祝日は営業
営業時間 15:00−23:00