杉並区 なみのゆ
2020.11.19.
今日は髪を切るぞ!と息巻いて、仕事帰りに美容院へ。美容師さんとは、前々職時代からのお付き合いで、かれこれ6年くらいかな。いつも通り、カラーとバリカン当ててもらって、8㎜のツーブロックの出来上がり。
その足で「高円寺」駅に向かい、「なみのゆ」へイン。ここは、人気の「小杉湯」に近すぎる。さて、どんなお風呂なのだろうか。例によっての回数券を購入し、そのうちの1枚でお支払い。こちらは姉妹店なし、二代目の店主の経営だという。こちらのサイトからは、先代は佐渡のご出身のようで、そのため日曜日には佐渡のお米で握ったおにぎりも販売しているのだとか。
あと、忘れちゃいけない。こちらは初来店時には、タオルをプレゼントしてくれるのだ。販売用のタオルとは異なるデザインのようで、とてもうれしい。ぜひこれから行く方は、自己申告してね。
フロント前にはグッズが多数並び、名入りタオルやTシャツ、こいのぼりをモチーフにしたバッグ、そして手作りマスクも市場のように売られている。来週会う、サ友である”やっこさん”たちのためにタオルを購入。
ほかにも、駄菓子やおつまみ類に加えて、地元のお米や柿、リンゴなども売っている。おじいさんが柿を選んでいて、とてもいい雰囲気だなと思った。冷蔵ケースには飲み物も多数あり、ファイブミニなんて久しぶりに見たし、噴いたのが冷やされたおしるこだった。アサヒだったかは定かではないが、少なくとも大塚製薬ではなさそうだ。おしるこ需要、あるんだろうか。
脱衣所は、雑多な雰囲気で、ほかの銭湯にないもの、発見。「ご意見・ご感想カード」の掲示だ。なにより嬉しいのが、お客さんからの意見への返信とあわせて掲示しているところ。スーパーや、「生協の白石さん」を思い出すね。持ち帰りのできる井戸水蛇口があったり、「みね丸活性水」という化粧水を薄めたような液が置かれていたり、身近でそっと見守ってくれる銭湯、そんな印象だ。
浴場は、今まさに耐震工事中で、屋根の補強を行っているとのこと。年内には直れば、と女将さん。なんとなく、年明けまで続行しそうな気もするね。
浴場で、まず目につくのは左手のプール。結構な大きさ。都内の銭湯では、中野区「アクア東中野」よりも早く試みていたようで、「銭湯を生活にいちばん近いトレーニング場に」してほしいとのこと。サイトによれば、水深は1m、立派な水風呂の深さだし、長さ4.5m、幅2.4mと結構大きい。まあ、プールとしては大きくはないけれど、水風呂としたら、ね。ただし、水温は人肌のようで、上記のご意見コーナーには水風呂への渇望が3件ほど貼られていた。こちらは歩行浴などオススメだそうで、利用料は入浴料とは別に大人400円。ちなみにトライアル3回チケットは500円だ。
そしてペンキ絵は、中島盛夫画伯。女性サイドが赤富士というのは珍しい。プールも奇数日偶数日で入れ替わり、ということは、施設自体日替わり利用なのかもしれない。
湯船は三つで、下はどれも繋がっていて、ぬる深→ふつうふつう→アチ浅で、熱いところにはベンチが湯船内に設置されている。熱いんだけれど、半身浴で長く入っていられるからいいね。壁には掲示がいくつか貼られている。あれ、掲示が斜めだな?と思って近づくと、なんと新聞の切り抜きなどが防水加工されていて、壁にお湯でペタリとくっついてる!これはいい暇つぶしになるよね。
ここは、日曜日の朝湯にきて、おにぎりを買いつつ、サービスのコーヒーを飲んでみたいな。
さて、私も一つ、柿を家人にお土産に。そして帰り道は「高円寺」駅前の「バーン・イサーン」でオムレツ、茄子サラダ、カオマンガイを。高円寺はいいなあ。また来よう。