江戸川区 庄楽の湯
2022.10.24.
実家の生姜焼きは、豚バラだった記憶がある。
母は手料理が上手で、中華や和食、洋食などいろいろ作ってくれて、ハンバーグとバジルパスタ、豚しゃぶ、グラタンとコーンスープ、チーズケーキ、創作スープ、全部美味しかった。
生姜焼きも時々作ってくれたが、幼い頃は残念ながらまだ生姜焼きに目覚めていなかったので、残念ながらその味をあまり覚えていない。
先日船堀をランニングで訪れた日も、もしその夜生姜焼きを買えていたなら、私は深夜2時に帰宅することはなかっただろう。
そういう意味で、罪深い「鯖の助」。
今日は秋葉原近くで仕事を終えたので、江戸川区での仕事(タオル集め)に向かう。
改めて自分自身でタオルが欲しいかと心に問うが、お湯の富士結構可愛いんですよ、「凄くほしい」の8掛けくらいの強さで欲しいといえば欲しい。
タオルよりも入手したいのが、「鯖の助」の生姜焼きとうなぎ。
生姜焼きは私の好物なのだが、うなぎは家人も私も好きで、特にうなぎは、丑の日にもうなぎの切り方について家庭内不和が勃発したほど、家人の好物だ。
あんなに怒ると思っていなかったので、ついつい笑ったら本気でキレてちょっとウケた。
「鯖の助」に電話して予約しようにも、電話が全然繋がらない。
そして篠崎に向かいつつ、もし閉まっていたら・・と思いつつ掛け続けること7分。
漸く繋がりオーダーし、閉店時間ギリギリの20時ピックアップをお願いし、免罪符ゲット!駅から小走りでお風呂へ。
生姜焼きのこと考えていたら肌寒い気候にも関わらず、ちょっと汗かいた。
ピックアップまで、距離と時間を考えると、ドライヤーなし、コンディショナー、スキンケアを省いても40分しかない。
今日は女性らしさをかなぐり捨てて、全てを生姜焼きに懸けているので、無問題。
そんなことを思いながら、2分で全部洗い、炭酸泉、シルク風呂にぽちゃん。そしてサウナへ。
先客の方と二人になった際、「鯖の助、召し上がったことありますか?」といきなり本題を振る。
カクカクシカジカ、調布から来たこと(今日は甲府と聞き間違えられなかった)、今夜は生姜焼きということを宣言し、おすすめメニュー(やっぱ鯖)を事情聴取。そのうちに他の方々も加わり、「このお姉さん調布から鯖の助買いに来たんだって、アハハ」と若干大袈裟だが、話には尾鰭をつけるもの。
いずれ「甲府から生姜焼きを買いに来た女がいたよ」になるだろう。未来にいい笑いを提供できた。和やかになったところで、この付近の銭湯の感想も語り合い、楽しい時間だったな。
この近くの某銭湯よりもこちらの常連さんが私は好きなので、今日は急ぐがまたゆっくり、2時間半コースで来ようと思う。
水風呂でも、週5くらいで通われている方が「あっちはサウナ代400円なのよね、こちらは150円でタオル付き、断然こっちよね~」とのこと。
でも、値段だけではないのよ、この空気感。炭酸泉を譲り合って入らせてくれるかどうか、なんてのもね~。
お風呂上がり、2分で髪をタオルドライする横で、入念にスキンケアする小学生の女の子。
姐さんと呼ばせてほしいが、先を急ぐのでまた来ます。
今日もいいお湯をありが湯♡