江戸川区 武蔵湯
2021.1.17.
今日のハシゴ、最終目的地はこちら。
総武線「小岩」駅周辺の「吉野湯」、「地蔵湯」ときて、小岩フラワーロード「惣菜 一龍」でお惣菜を爆買い。ここのおかずは本当に安いのに、めちゃくちゃ美味しい。駅からは10分ほど歩くのだけれど、おすすめです。
お惣菜屋さんから徒歩15分ほどか、暗くなった住宅街をてくてく進み、総武線高架を越えたら、すぐ到着。入口は通り沿いなのだけれど、裏手に回ってみると立派な煙突が健在。いいねえ、この絵。
表玄関は、千鳥破風の立派な屋根。ちょっと暗くて見難いのですが・・。
かつての屋根瓦が飾られている。
お風呂の中はこんなイメージだ。
例によって回数券でお支払いし、ダブルスタンプをいただいて、江戸川区ラリーは一応ゴール!
賞品のバスタオルとピンをいただいた。わーい。地味だけど、達成感あるなあ。
続いては、姉妹店チェック。フロントの女将さんがお耳が悪く、筆談もしたものの詳しいことは伺えなかった。証言をもとに構成するに、石川県ご出身のご主人と女将さんが経営をはじめたのが、昭和59年1月とのこと。それ以前にもここに店舗はあったそうで、前店主が辞めるタイミングで買い受けたのだろう。ご夫婦は、ここに至るまでに都内の九店を転々としたのだそう。落ち着ける場所が見つかってよかったですね。
2016年10月15日に2か月かけたリニューアルを経て、再オープンしたそうで、どうりできれいな内装だ。その機会にお湯を全て軟水にしたとのこと。
脱衣所は本当にきれいで、大中小のロッカーが並び、大サイズが今まで見た中で一番大型のようで、リュックと惣菜を抱えた身としてはとてもありがたい。
浴場は、手前にカラン、奥には立派なペンキ絵が描かれ、その下に左から長方形の「熱湯」と書かれたバイブラ湯には腰掛けがある。これ、「ねっとう」と読むのか「あつゆ」と読むのか、迷うところだ。実際は43度くらいだったが。そして、お隣は41度くらいの湯船にバイブラ湯、座風呂、ジェットバスが並ぶ。ちなみにこちらのカランのお湯は激しく熱く、それこそ「ねっとう」なので気をつけて。水もすごく冷たいので、温冷交代浴が頗る捗る。でも、「軟水」にしてはとろみが全くないのだけれど、気のせいかな?あと、天井もとてもきれいな水色で開放感があるのはいいのだが、窓が全て閉まっているので、換気はもう少しあってもいいかな。
さて、背景画は、立山連峰と思われるペンキ絵で、描いたのは女性絵師の田中みずきさん。アマビエが海の中に、お湯の富士が森の中にかわいく描かれている。2020.9.28の日付入りだ。
ジェットバスを繰り返して、熱湯で腰湯に浸かり、カランで水風呂気分。あー、気持ちいい、締めのお風呂だ。
フロントの脇にはテレビコーナーがあり、ここでゆっくりしていくのもよさそうだなあ。
家人を長らくお待たせしていることもあり、総菜をもって急いで帰ろう。
引き続き、江戸川区銭湯に翻弄された週末でした。
お遍路番号 江戸川 30
住所 〒133-0057
江戸川区西小岩1−6−16
電話番号 03-3673-4126
ホームページ
アクセス 総武線「小岩」駅下車、徒歩5分
休日 月曜
祝日は翌日休
営業時間 14:00−24:00