荒川区 草津湯
2021.3.19.
昼過ぎに出社して、やや残業。移動があると、やっぱり疲れるね。
というわけで仕事帰りに銭湯に。「南千住」駅で降りて、てくてく5分ほど。屋根が唐破風で立派。
例によって回数券でお支払いし、スタンプをいただきつつ、番台の女将さんに事情聴取。
現在は二代目で、先代も都内ご出身とのこと。姉妹店としては、かつては親族の経営する銭湯も多く、月に一度はみんなで顔を合わせていたようだけれど、ここ25年ほどでほぼ廃業となり、いまは葛飾区「草津湯」を先代の奥様のお兄さんの娘さんとお婿さんが経営するのみだそうだ。
そちらは、私にいわせれば「幻の銭湯」で、週休二日、一日の営業時間はたった一時間という。なかなか行けそうにないけれど、いずれ!
浴場は、手前には立ちシャワー二席とカランが並び、奥は大きな湯船で、左奥からかなり強いジェットバス、エステジェット、右側は白湯のレイアウト。ボタンを押すとジェットが流れる仕様で、お客さんも先客が出たばかりなので、とっても静か。妙な静けさで、ちょっとだけ寂しい。いや、お客さんもいないので、かなり寂しい。
ペンキ絵は田中みずきさんの作品で、2018.5.15.とある。男湯との境に堂々とした富士山、女湯側には島々、そして、彼岸と手を振る犬を連れた人が描かれている。
※完全貸し切りとなったため、女将さんに撮影許可をいただき撮影。
人や動物が描かれるのは珍しい。
お風呂上りに入口から出ると、細い路地のため、何となく彼岸に向かう気持ちになる。静かな町のお風呂屋さん。
お遍路番号 荒川 42
住所 〒116-0003
荒川区南千住7−26−2
電話番号 03-3801-5574
ホームページ
アクセス 常磐線「南千住」駅 徒歩2分
休日 火曜
営業時間 15:00−23:30