葛飾区　栄湯

2021.11.26.

今日のハシゴ先はこちら。
早く帰って「銭湯検定」の勉強もしなければならないのだが、なぜこんなにもお遍路を優先してしまうのだろう、私は・・。

一駅歩き、体が冷える頃に到着。
サイトによると、昭和31年に開業し、59年に中普請した際にカーテン付きのシャワーボックスを設置したそうだ。
フロント前も広々で「ただいま！」感がなんとなくある。お邪魔しまーす！

薬湯の予定も貼られていて、しかも脱衣所には印刷物も置かれていて、これを楽しみにくるお客さんも多いのかなあ。

ちなみにこちらでは「砂糖のなごみ湯」には当たらず、残念！

フロントの店主に例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
こちらは現在三代目。初代は富山県ご出身。二代目はその娘さんとお婿さん、現在のご主人は二代目女将さんのご友人で、後継ぎを頼まれたのだそう。元々は道南ご出身で、ヌノカワ？温泉などを巡るのは好きだったとのことだが、「入るのと、経営するのとは全然違うんですよ」とのこと。なお、こちらの二代目女将さんの姉妹が区内「大黒湯」さんを経営されているのだそう。

浴場は、丸山清人氏の日本画タッチのペンキ絵。男性サイドとの境目にちょうど富士山がスマートに佇み、見ていて清々しい気持ちがする。
手前にカランとカーテンつき立ちシャワー六基、奥には円形ジェットバスとバイブラ湯のレイアウト。これだけ立ちシャワーがある銭湯もないだろう。分けられたシャワーはとっても便利だよね。

円形ジェットはジェットがかなり強めで流されそうなほど。流れないように足で踏ん張りつつ楽しむ。
お客さん同士もやさしい挨拶をされていて、ここもいいお湯だった。

「京成高砂」駅まで向かい、ぎゅうぎゅうの立ち飲み屋さん前で、ふと立ち止まる。焼きそばと立ち飲み、珍しいよね。
肉入り焼きそばも480円とワンコインで、少々出来上がりを待つ。帰りの電車では、熱々の焼きそばを膝に置いて、お風呂のぬくもりをキープしつつ。

お遍路番号 葛飾 36
住所 〒125-0054
葛飾区高砂８−１５−１２
電話番号 03-3607-1427
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アクセス 京成線「京成高砂」駅　徒歩8分
休日 月曜、第2・4火曜
営業時間 16:00−23:00