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葛飾区 湯パーク松島
2021.12.22.
仕事帰りのハシゴ銭湯。
いよいよ「銭湯お遍路」も六周目に突入。本周回コース終了により、都内の現存する銭湯全てに訪問することになる。
そろそろお遍路仲間も増えないかなあとも思いつつ。みんなー、ハンコ集めようぜ!
お遍路が終了したら、ぽっかり心に穴が開いてしまうような気もする。銭湯がここまで私の心を占めてきたのか?と不思議に感じもするけれど、銭湯にかまけてできていなかったことも再開したいな。
例えば、英会話、落語鑑賞、アート収集など、しばらくお休みしていること、料理に部屋の片づけとあまり注力していなかったこと、そしてこれまで以上にランニング、陶芸に時間が割けるようになったらうれしい。何か新しいことも初めて見たいのだけれど、なにがいいかな。
一日一銭湯記事をアップするのは、結構ハードでもありつつ、いいルーティンにもなったので、終了後はその日の感覚というか、作りたいものとか、何かしらを綴っていきたいと思う。
というわけで、これからもよろしくお願いします。
さて、出社後のハシゴ銭湯二軒目は、区内堀切菖蒲園近くの「日の出湯」からバスで「新小岩」駅まで移動し、駅前からとほ8分ほど商店街をぶらりぶらり歩く・・の筈なのだが、ここはなんだか不思議な景観だ。
そして間もなく、到着。
4階建てのマンションの一階に入っており、見上げてみると立派なビルで、いろいろな湯種が楽しめるようだ。
店舗前の通りを渡った自動販売機が良心的な価格設定なので、脱衣所よりもライアンナップが揃っており、こちらでドリンクを購入するのもよさそう。
フロントの店主に、例によって回数券、ではなく「柚子湯」限定240円の入浴料とサウナ代300円をお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取を。現店主は家族では三代目で、こちらの銭湯自体では親世代と移ってきたそうで二代目とのこと。なお、初代は富山県のご出身で、姉妹店は無いそうだ。
サイトによると、戦前は蒲田、戦後は中野、そして昭和25年にこの地で「松島湯」として新たに暖簾を掲げたのだそう。そして平成10年に現在のビル型に改装し、その翌年から現在の屋号で営業を再開しているのだそう。また、
屋号について伺うと、この辺りはかつて「下松島」という地名だったそう。さらに「湯パーク」については「設計事務所が一緒なんじゃないかな」との店主のコメントだった。
浴場には、ビル型銭湯ということもありペンキ絵はないものの、タイルにはイルカやかもめ、ピンクの模様などがあしらわられている。
手前にカランと立ちシャワー二基、手前から薬湯、水風呂、サウナ、右手前にも大きな薬湯がジェットバス、エステジェット、座風呂、ショルダーバス、電気風呂、バイブラ湯に区分けされたレイアウト。
手前の薬湯はゆずが丸ごと浮かべられており、大きな薬湯は紫色のお湯でラベンダーなのだろうか、香りもかなりうっすらのお湯。
電気は100cm幅で、きっかりセンターといえどもビリるので要注意。
ショルダーバスは囲いがないこともあり、水沫が飛ぶ飛ぶ!ジェットの強さはそこまででもないのにとんでもないくらい。
今日の主役の柚子は、ボーッとしながらカウントすると81個も使われており、ぷかぷか、ふらふら、水分を吸っている子や握りつぶされて跡形もない子など、いろいろな姿を見せる。入れ違いのタイミングで母二人、娘三人、ちび息子一人のグループがいて、母が率先してジャグリングをして柚子を洗い場にも転がしていたので、きっといろいろなお客さんがいるのでしょうね。同じように娘がお尻で柚子を潰したり、ちび息子が水風呂に潜ったりなんて、もうこの際、無問題。
サウナでは、テレビを観ながらゆっくりと。フェアリー宇宙人のミイラの解析や150年前の金庫を開けるなど、普段好んでは選ばない番組を観せられていたのだが、ゲストは上白石萌音や杉咲花など。今期のドラマも楽しませてもらったなあと、ありがたく拝む。
ちなみに朝ドラは今朝が佳境だったのに、今日に限って寝坊してしまい、ヤフコメでなんとか追随しているところ。稔さんも勇ちゃんもるいも千吉さんもYOU母もいいキャラクターだし、なによりカムカムおじさんをさだまさしさんがなさっているのが、さだファンとしては堪らなかった。
なお、テレビがやや上部に設置されているため、上段の奥が一番観やすそうではある。ゆったり6セット、水風呂は湯船の上下にだいぶ温度差があるのでかき混ぜながら。カランのお水の方が冷たいかな。
お風呂上りはまた商店街を逆走。
やっぱりここも葛飾区なのね。いいお湯でした。
お遍路番号 葛飾 46
住所 〒124-0024
葛飾区新小岩3−8−14
電話番号 03-3651-2931
ホームページ
アクセス 総武線「新小岩」駅 徒歩8分
休日 木曜
営業時間 15:30−23:45