調布市 神代湯

2020.07.04

本日はヌシとしてはじめてのお勤めです。

こう見えて脱いでも責任感が強いタイプであるため、脱衣所に入って直ぐさま、心を入れ替える。感じのよいおばあちゃんがいらしたので容赦なく「こんばんは!」。「あら、こんばんは、まだ雨降ってるのかしら?」「帽子被って自転車で(桐谷で)きましたが、このザマです」「あらら…」「おやすみなさい!」と、つかみはオッケー。

浴場で自身を洗い上げ、風呂場全体にも目を泳がせる。悪くないだろう。ヌシになりきれない、好敵手の常連さんも何名か。彼女たちにもヌシが誰であるか、遠からず知らしめなくては。

さて、日替わり湯はヒアルロン酸のお湯。これは初めてのまろやかさ。責任もって、ちょっとだけペロリ。飲み物ではないようだ。

マッサージ風呂で強く打たれて、堂々とサ室に入ると、月曜日にもお会いした先輩ヌシが。「こんばんは!」と手綱を緩めない。「あら、今日もこんばんは」「昨日も来ちゃいました、はははは」「あら、連日?疲れないようにね。私も昨日来たけどね」「はははは」と完全にあちらのペースだ。サウナハットをちょいと貸してあげたり、Mステを観ながら「この時のタモリさん若い!」と会話したり、まさにその時の私は(コージー冨田そっくりだな)と思ったり。先輩ヌシ、サ室でタオルを乾かしてお帰りになるところだけれど、今日はヌシの初日、今日のところは敵も味方も作らず遣り過ごそう。

昨日のヌシは今日もヌシ。
七転び八ヌシ。

そして先輩経由でお話が始まった別の常連さん、結構おしゃべり好きで、サ道のファンだそう。すかさず、しきじの水風呂のよさを語ったところ、常連さんをヒートアップさせてしまい、距離の取り方の難しさを改めて感じる。ヌシたちはどう采配しているのだろう、教えて上野のBBAsよ…。

ヌシ初日、1人空間となったタイミング、テレビはドリカム特集だったので、城田優とともに熱唱。久しぶりにカラオケもパトロール行かねば。ドリカムも好きだけど、参考までに電撃ネットワークも好き。

ハッとサ室の外を見ると、先輩がお帰りのご様子。ヌシは体育会系だからね、腹話術
で(お勤めご苦労様です)と「おやすみなさい」をにこやかに。

居残り常連さんは、かなりおしゃべりなのだが、気も合いそう。とはいえ、仲良くなりすぎてしまったら、おしゃべり注意もままならなくなり、セットのペースも乱れる。葛藤だよ、お話もしたいが、静かに曲も聴きたい、なんなら歌いたいのだから。

片手間ではヌシにはなれない。
私に足りないものは一体なんだろうか。

サウナ:10分 × 5
水風呂:1分 × 5
休憩:3分 × 5
合計:5セット

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