江戸川区 中の湯
2021.1.6.
新年初出勤、やはり寒さが堪えるね。そんな時には銭湯だ。
金泉湯からてくてく10分程だろうか。ハシゴしやすいこちらにゴーウ。
例によって回数券でお支払いし、スタンプをいただく。番台の女将さんがとても優しそうだったので、姉妹店チェックスタート。こちらは女将さんの義理のお父さんが富山県出身で創業し、区画整理でここで再建したのが約50年前だそう。昔から姉妹店はなかったそうだ。そしていまは、三代目の息子さんご夫婦が経営を任されているそう。三代目の奥様と思われるお姉さんがお掃除をされていたり、優しい家族経営のお店だと感じる。
脱衣所で流れているテレビでは、富山の雪の凄さが流れていて、女将さんも気にしていそうだ。私もサウナ友だちのお住まいのエリアだったりで、雪の積り具合がきになるところ。
さて、浴場に。手前にはカランが並び、奥は左からミストサウナ室だ。香りは特になく、感染症対策で扉は開放したままだが、しっかり湿度が保たれている。ミストもいきなり吹き出しびっくりした。その隣は、熱湯のジェットバス二席で、肩から腰まで当ててリラックス。端っこの湯船は腰掛け湯になっている。
こちらの奥の壁はペンキ絵になっている。
お風呂上がりに「田中さんのペンキ絵ですか」と事情聴取してみたところ、以前は丸いシャボン玉のような壁だったのだそう。「それじゃあつまらないわね」ということで、知り合いの銭湯仲間がペンキ絵師の田中みずきさんに依頼していたこともあり、10年ほど前にはじめてオーダーしたのだとか。いつも、何パターンか提案してもらうが、毎回お任せしているのだとか。女将さん曰く「田中さんは北斎みたいなのも上手いのよ!」とのこと。田中さんにお願いして現在は三回目だそうで、これまで二、三年に一度依頼しているのだそう。そして今回は、富士山と湖と山々。いい雰囲気。観ると田中さんらしさが溢れていて、優しいペンキ絵だ。女湯に二人のお湯の富士が浮かんでいたりする。正面から右手に視線を移すと、シークレットお湯の富士がいたりする。これはぜひ、現地で観てみてほしい。
以前は二か月に一度、寄席を10年近く続けていたそうだ。ほかにもバイオリンやピアノのコンサートなど、脱衣場やカラン付近まで使用して開催していたようだ。いずれまた、再開できるといいね。
番台の女将さんは常連さんたちとお正月の写真を見せあったり、本当にいい雰囲気。また来ますね。
帰りは「平井」駅前の「LUKA MARI」でバターチキンカレーとほうれん草チキンカレーをテイクアウト。これまた、美味しい!ごちそうさまでした。
お遍路番号 江戸川 3
住所 〒132-0035
江戸川区平井6−42−11
電話番号 03-3612-1004
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アクセス 総武線「平井」駅下車、徒歩7分
休日 金曜
営業時間 15:00−24:00