品川区 松の湯
2021.5.15.
「戸越銀座温泉」を後に、先ずはお目当ての商店街チェックを。
実家近くにも勿論商店街はあったのだけれど、いまや、お豆腐屋さん、八百屋さん、本屋さん、魚屋さん、肉屋さん・・と全部そろっている街を探す方が大変なのではないだろうか。
実家付近も、京王ストアやコンビニに代替されてしまい、町の風景としては残念。確かに、シニアの方には少量パッケージのお惣菜の方が便利なのかもしれないけれど・・。
そうはいっても、この一年ばかり、銭湯お遍路を通じて、いろいろな町の商店街を通り過ぎてきた。
ここ最近では、北千住、三軒茶屋など、魅力的な商店街やアーケードを擁している町も点在している。ただ、駅ビルだったり、大型スーパーだったりが出来ると、時間の問題なんだよね。
とはいえ、今日は商店街も元気な町、戸越銀座をチェック!
上の写真でも、多くのお客さんで賑わっているかまぼこ屋さんだったのだけれど、おでんコロッケ、はんぺんチーズが人気のお店。アド街でも紹介されていたようで、コロッケをつまみながら、ビール片手に・・ってのも楽しいよね。実際にやっている人たちもいました。まあ、このタイミングなので、私はつまみながら、炭酸水で商店街をてくてく。
こちらの餃子屋さんでも、生餃子と冷凍餃子を。残念ながらこちらの店舗はもうすぐ閉店とのことだけれど、後日食べてみるとめちゃくちゃ美味しい餃子でした。他のお店、通販はやっているので、今度別店舗にも行ってみようかな。
そして、こちらもアド街でチェックしていた、中華のお店。一番人気の八宝菜、それから鶏肉カシューナッツ炒め、焼きそばなどを購入。
ふと空を見上げると、やっぱり飛行機が。本当に羽田はすぐそこなんだろうねえ。
というわけで、商店街から20分ほど歩いてハシゴ銭湯に到着!
こちらはレトロな銭湯だそうで、木の桶、ペンキ絵、宮造りなど、ザ・銭湯の風情。
以前は番台だったはずの入り口も、すりガラスがいいねえ。
フロントの女将さんに例によって回数券でお支払いしつつ、事情聴取を。こちらは初代は石川県ご出身で、現在二代目なのだそう。三代目はお嫁さんがいないので継いでくれるか不明とのことだ。
かつては女将さんのお姉さん、妹さん、旦那さんのごきょうだいもみな銭湯を経営していたそうで、姉妹店は六軒ほどあったそう。横浜や新宿などの姉妹店たちは、みな、跡継ぎがいなかったり、亡くなったりで廃業してしまったそうだ。
浴場は正面にペンキ絵が。2019.12.2.の日付入りサインは、中島盛夫さん。海から臨む青い富士山が悠々と描かれている。男湯サイドは赤富士のようだ。
手前にカランと立ちシャワーが並び、ペンキ絵の下は左から白湯、円形湯船のジェットバス四席、深いバイブラ湯のレイアウト。こちらではジェットバスと木の桶で汲んだカランのお水での温冷交互浴を。しっかり汗もかけて、それを流して。サウナに行けずとも、これはこれで気持ちいい。
さて、品川区では65歳以上の利用者に向け、「しながわ出会いの湯」を実施している。制限人数はあるものの、お楽しみプログラム(体操・落語および朗読の傾聴)と入浴のセットで、参加費・入浴料はお楽しみプログラムに参加すると無料なのだそう。これは参加しない手はないでしょう!いいなあ、お姉さまたち。
薬湯は日曜のみだそうだ。毎週いろいろな薬湯、楽しみだね。
お遍路番号 品川 3
住所 〒141-0031
品川区西五反田6−18−3
電話番号 03-3491-6667
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アクセス 東急目黒線「不動前」駅 徒歩7分
休日 月曜
営業時間 15:30−24:00
日曜は15:00から営業