墨田区 たぬき湯 ※狸湯の表記もあり
2022.3.21
2月に入ってからというもの、韓国ドラマにハマりはじめた。
そもそも、一昨年にテレビでハングル講座をやってみたのだけれど、早々に挫折。1年間の定期購読をしたのに、5月以降のテキストはまっさらという体たらく。毎年1月と4月に講座のテキストをチラ見する程度で、ここまできてしまった。
たまたま見た雑誌で韓国ドラマの記事が載っていたので、流行りものというならばじゃあ観てみようかと「愛の不時着」を観はじめたのが始まり。ヒョンビンヤバい。
その流れで、「社内お見合い」「39歳」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「D.P.」「ミセン」などを観漁っている今日この頃。
軍モノ、シチュエーションが不自然な恋愛モノと、韓国ならではのドラマが面白い。もしおすすめがあれば、教えてください~。
さて、祝日の今日は家人は仕事へ。
そして私はランニング。
例によって、築地から新大橋通を走ります。
今日の築地本願寺は青い空に映えてとってもきれい!
日本橋付近の桜はまだもう少し先かな?
水天宮も青空の下で見るのは初めてかも。
新大橋を渡りましょう。ここまででだいたい半分のコース。
このお天気だと唄いたくなるのが、「春のうららの隅田川~♬」なのだけれど、リアル隅田川。
関係ないけれど、隅田川馬石師匠という噺家さんがとても好き。哀愁逢って、声というか音というか、とても魅力的なのだ。とくに、おっちょこちょいの町人の役、女将さんの役がとてもうまい。
落語の話になったからにはちょいと寄り道するが、他にも柳家権太楼師匠、柳家小八師匠が好きで、このお三方が出ているものを中心に選ぶ。権太楼師匠の「芝浜」は年末に絶対観たい演目だし、早く12月にならないかなあと思うほど。とはいえ、もう1年くらい行っていないかも?そろそろ再開しようかなあ。
実は銭湯お遍路と共通点もあって、噺にも銭湯というか町湯がたびたび出てくるし、落語家の一門は銭湯の親族経営にも似ていないこともない。だからどっちも好き、というには理由が弱いけれど、伝統というと堅苦しいが人が作り上げて継承されてきたもの、新たな試みも重ねられてきたもの、というところで納得いただけるだろうか?
ランニングに戻ろう。
両国を越えて、国技館。遠めの東京スカイツリーがかわいい。
段々と東京スカイツリーが大きくなっていくよ。
そしてお決まりのパン・メゾンで塩パンを購入。
今日は行列が一段と長いわねえ。
そして隅田川沿いをもう少し上流へ。
この辺はちょっぴりどぶの匂いもする。
高架脇から見る、この東京スカイツリーが一番好きだなあ。
屋形船の最新版みたいなのも走り、川からのお花見も楽しそうだなあ。
といっても、屋形船には、感染症の印象がまだ強く残るのだけれど。
ここも春のうらら。アブラナって虫さえつかなければ、かわいいお花だよねえ。
桜も芽吹いていて、4月に入る手前が満開かな?
最後にお目見え、東京スカイツリー。
東京タワーほど抒情はないけれど、それは月日が重ねていくものなのかもしれない。銭湯や落語のように・・って無理やりくっつけてみる。
前職の仕事中に、ここ来たことある!とパシャリ。
美味しい洋食屋「カタヤマ」、また来たいなあ。
ビストロっぽいお店なのかな?「リヨン」というレストランも気になる。
そしていよいよ今日の目的地、「たぬき湯」に到着!
東京スタイルの煙突がすてき。
これは足立区、墨田区、大田区、品川区あたりに多いカタチかも。
真下からの眺めも。
煙突自体は意外と細いんだよね。
宮造りではなく、コンパクトかつすっきりとした正面外観で、屋号の文字看板、そして家紋入り暖簾が迎えてくれる。他と比較すると歴史を感じる玄関なのだけれど、創業はなんと大正13年とのことで納得。そして内普請を2017年9月11日に終え、リニューアルオープンしたそうだ。
天井の格天井もすっきり。きっとここも換えたのだろう。
※写真はサイトより
番台の女将さんに、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
こちらは現在四代目で、初代は石川県のご出身なのだが、建物のオーナーはご家族ではないそうだ。
三代目のご兄弟が、それぞれ銭湯を経営していて、江戸川区「武蔵湯」、大田区「明神湯」、北区「稲荷湯」、世田谷区「鶴の湯」という布陣。
手前にカランと立ちシャワーニ基、正面のペンキ絵は、女湯サイドに富士山がどーんと聳える。やや小ぶりだが、富士山ならなんでもありがたいよね。丸山清人氏昨ではないかと思ったのだが、2021.11.27の中島盛夫氏の作品だそうで・・違いのわからない女ですまない。
※写真はサイトより
ちなみにこちらは男性サイド。こちらからは富士山が見えないんだね。
※写真はサイトより
女性側の富士山にズームイン。
ここまで小ぶりは、本当に珍しいけれど、傑作だと思う。
※写真はサイトより
湯船は左からぬるいバイブラ湯、熱湯バイブラ湯、座風呂、ジェットバス、日替わり薬湯のレイアウト。
薬湯はほんのりとじっこうの香りで心を穏やかに、ジェットバスでは身体を解す。ああ、気持ちいい!
男湯には中庭があるそうで、下記の写真の佇まいなのだそうだ。
※写真はサイトより
お風呂上りに「鐘ヶ淵」駅周辺までてくてく戻る。結果として、ここはよく通った駅になったなあ。
また来る日が訪れますように。
といっても、お風呂以外の見どころが今のところ私にはなくて・・。
今日はちょっと短め、11㎞ちょっとのランニングだったね。
でも晴れているから、汗もしっかりかけて、気持ちよかった!
夕ご飯は家人と落ち合い、韓国料理。
韓国ドラマは食事のシーンも興味深くて、やっぱりまだまだハマり続けそうだなあ。
お肉もしっかり、いただきました。
追加でプルコギも。お野菜と一緒に食べられるのがいいよねえ。
これでますます元気に、まだまだお風呂巡りはもう少し続きます。
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