【Day31:格差とは、、。】

地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。

今日から東京に来ています。
東京には数年前に2年ほど住んでいたことがあるのだけれど、地元で事業をしてから東京に来ることと、何もない状態で東京に来ることは全く見え方が違ってびっくりしている。

なんで子どもがこんな洒落ビルから出てくるんだろうと思ったらそこには塾があったり、習い事の帰りにお母さんが待っていたりと、歩いたことがある道なのに、無意識に「子ども」「居場所」「塾」を探してしまっていた。前東京に住んでいた時にはそんなこと意識したこともなかったのに、視点が違うとここまで見え方が変わってくるのかと思うのです。

よく、地方と都市部での教育格差、情報格差をなくすとか言われているし、自分も表向けについそんなことを言ってしまうこともあるのだけれど、東京と広川を比べるものではないなと。格差だと、一生埋まらないと思いました。格差じゃなくて、分断。

東京の真似事をするんじゃなくて、広川だからこそできることがあると思うし、また違った形で子どもたちが幸せになっていく方法をこれから試行錯誤していきたいと感じています。

東京に着いてまだ数時間だけど、これほど考えさせられる東京はやっぱりおもしろいけど、自分の居場所ではないかなと。まだ自分の中でうまく言語化できないので、時間をかけながらじっくりと考えていきたい。



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