【Day27:わからないからやらない。からわからないからやってみようへ】
地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。
来週教室で行う対話学習のテーマ「大災害のように予測できないことが起こった時に必要な対策って何だろう?」中身を考えていたときにふと思ったこと。
これまで生きてきた27年間の間にどれだけ予測できないことがあったか。
1995.01 阪神淡路大震災
2008.09 リーマンショック
2011.03 東日本大震災
2019.12 コロナウイルス
2022.02 ロシアウクライナ侵攻
思いつくだけでもこれだけのことが起こっている。
10年に一度の頻度で世界的な出来事が起きていることになる。
僕たちは常日頃から先や将来のことを考えて生活している。
それは未来に対する不安や恐怖心から生まれる。
その不安や恐怖があるということは、ある程度未来はコントロールできることだと捉えていることになる。
でも、大地震が来るとか、コロナでこれだけ生活に支障が出るとか、誰が予測できたでしょうか。
未来を予測して生きるということは、逆に言うと予測したことから逆算したことしか生み出せていないことにつながります。
もちろん、先のことを考えること、将来どんなふうになっていきたいのかを考え、そこに対して足りないことを補っていくこと、こんな将来になりたいから今頑張ることってとっても大切なことだと思います。
だけど、そこに縛られて自分の心の声や行動が遮断されてしまう。こんな生き方はしたくないなあと常々思います。
「なにかあったらどうすっとや〜!」ってどれだけ言っても、わからんものはわからんです。
事例がないから、今まではこうやってきたから、これに前進はない。停滞もしくは下降のみ。
だからこそ、「わからんけんやってみようや〜!」と今自分がどうしたいかを大切にしたい。
この伝搬が、「お、やってみたら次はこんなことができそうやん!」想定外の未来につながるし、今日より明日の社会を1ミリでもよくするんじゃないかと強く思っています。