【Day32:東京散策】
地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。
東京二日目。
今日は前からずっと楽しみにしていた、あしたの寺子屋パートナーの寺子屋長である私たちを一番近くで支えてくれている方とようやくご対面することができました!
集合場所は霞ヶ関、東京に住んでいた頃には絶対に行かなかったエリアである。笑
子どもの時の社会科見学のような気持ちでどんな1日になるだろうとワクワクしていました。
周りを見るとスーツだらけのいかにもエリートな人であろう人たちが官庁付近を歩いている中、福岡の片田舎から出てきたサンダル男がひとり。笑
まさか、文部科学省の中にも入れるとは思わず、場違いな格好で中に入ることに!笑
トビタテ留学ジャパンを担当されている方々にirodori Study Labについて紹介させていただきました!
高校生・大学生の海外留学希望者に対して、トビタテ留学JAPANという文科省が展開している奨学金プログラムがあるのだけれど、その選考に受かると自費負担ほぼなしで海外留学することができる。こんな素敵なプログラムがあるのに、広川のような地方に住んでいる子たちは挑戦しない。できない?!タダで留学できるのに、だ。
知っている子がこのプログラムについて親や先生に話しをすると、大体こんな言葉が返ってくる。
「あんたが受かる訳なかろうもん」
受けることくらい自由なはずなのに、この地域に住んでいる子たちは東大や京大を受けるのと同じようなものすごいハードルの高さがあるのだ。
ここ数年で、オンライン教育プログラムや子どもたちの選択肢を広げる機会はたくさん増えたにも関わらず、届いていない、手を出せないのが現状である。
だからこそ、irodori Study Labでの時間を通して、広川に住んでいる子どもたちがトビタテのような素敵なプログラム(かつその子たちにとってハードルの高いもの)に自信を持って挑戦できるステップのための場所でありたいと思う。
僕が町の中で地道に活動することも大事だけど、子どもの1人がトビタテプログラムで海外に行ってもらって、帰国後に同世代や後輩たちを巻き込んでもらった方がインパクトとしては大きいから。
トビタテ事務局としても、広川のような地方で普通に暮らしている子たちが海外に行ってもらうことを本望にしていると勝手に思っているので、笑
周りを取り巻く大人の関わり方って本当に大事なんだよなあ。