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【Day28:ググる力】

地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。

自分の中で感覚的にはわかっている気がするけどそれをどうもうまく言語化できない。そんなことってありますよね。

今自分がやっている学習教室も、もちろん生業としてやっていくし今後もどんな形であれ続けていこうと思っている。けど、本当に実現したいことはもっともっと先にあるし、その世界観も感覚的にはイメージできるのだけど、考える量が少ないのか、まだまだ知識が乏しいのと解像度が低いせいかうまく言語化できないのです。

だから、「それそれ!それが言いたかったんだよ!」と本や記事を見つけるとそれまでのモヤモヤが晴れたかのようにすっきりとした気持ちになる。

逆に、自分がやっていたことがそんな言葉で表現されるんだ〜と思える時も同様。例えば、ある課題を設定し、それをプロジェクトとして学びを深める活動のことをPBL:Project Based Learnigというなんて知らなかったし、そういう方法があるんだと知ることができれば世界中の事例や研究を調べることができる。こういうことを活用できるのは今風に言うと「ググる力」というのだろうか。

福岡県広川町では未就学児向けの体験型遊び場「ハコボックスプロジェクト」を月に1度の頻度で開催しています。参加は無料。2年前にできたばかりの芝生の公園で、スライダーやトランポリンなどの遊具で思いっきり遊ぶことができます。基本的には親子で一緒に楽しんでもらうことを前提としていますが、遊びのサポートをしてくれるスタッフ(黄色ビブス)もいるので、赤ちゃん連れでも安心して遊べます。この活動を支えているのは教員を目指している大学生や地元の中学生たち。お兄ちゃんお姉ちゃんに可愛がってもらいながらゆるいつながりを生み出している、素敵な取り組みです。町も少しずつ賑やかになってきてきました!

今日も、SNSでこんな投稿をしていたら、タクティカルアーバニズムの事例の一つだと言っていただき、そんな言葉あるんだ!と新たな気づきを得ることができました。

タクティカルアーバニズムという言葉を知ったことで、この活動をより意義ある活動にするための一歩目が踏み出せる。

逆に事例のない新しいことでも、さまざまな分野と掛け合わせて専門領域に応用できる力、それこそが教養なんだろうなあと思いましたとさ。

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