TATTOO雑感 其2
自分なんかは別にTATTOO愛好家の権利等々を声高に主張するつもりはない。
LGBT的なこととは違ってあくまでも自分が入れたいから入れてるだけ。
当然嫌いな人がいるということもわかった上で入れているので、その辺は受け入れているというか、仕方がないというか。
ただ、単純に認識不足や勘違いなどで起こる問題には異を唱えてていきたいと思っている。
なんで嫌いなものに対してこっちが知識付けなきゃいけないんだっていうのはあるかもしれないけど、文句を言うなら正しい知識を前提にっていうのはTATTOO以外でも世の常識ではないかと思う訳です。
特にTATTOOに関しては違法行為でもなんでもなく突き詰めたら単に個人の好き嫌いの話しが殆どだと思うので、正直他人に文句言われる様なことでもない。
ただ、そうは言ってもモノにはパブリックイメージってもんがあり、一般的にTATTOOのイメージが良くないのも当然わかっているので、その辺は相互理解を深めていきましょうって話。
で、よく訊かれるしちょくちょく世間の話題にも上る風呂問題。
温泉は好きなんですが、前述した様にTATTOOを入れた場合社会生活を送る上で制限される場面もあることを理解した上で入れているので(禁止になっている施設で)入れないのは全然構わない。
OKかどうかはあくまでも各施設が決めることで、こちら側は入れるところに行くのみです。
でも、先のオリンピックに関連して外国人の受け入れ云々の話で、(TATTOOを入れた)外国人はいいんじゃないかって意見が結構多くみられたのは非常に遺憾でありまして。
ざっと見たところ、主な内容としては、TATTOOと刺青(和彫)は違うとかそもそも文化が違うとか、そんな感じ。
TATTOOと刺青(和彫)の違いに関しては愛好家や彫師の方の間でも意見の別れるところかもしれないけど(?)、針を使ってインクで身体に装飾を施すという意味で結局同じものだと思っています、自分は。
百歩譲って違うものだとしても、じゃあ外国人が和彫を入れてた場合どうするの?
和彫と洋彫どっちも入れてる場合はどうなんですか?
文化の違い云々をいうなら、ここでは深くは触れませんが自分が語る間でもなく日本にも古来からTATTOOの歴史はありますし、太古の昔から全世界的に同時発生した人類共通の文化でもある訳で、当然日本だけ例外なんてことはありません。
普通に考えて国籍や柄(スタイル)で風呂に入れるかどうかを判別するなんてナンセンスにも程があるでしょう。
この件は世間のTATTOOへの見識の浅さと同時に外国人に弱い(甘い)日本人という構図も透けて見えて本当にダサいなーと思います。
現状"TATTOOを入れている日本人"に嫌悪感がある人が多いことには一定の理解はできるんだけど、それを押し通したいが為に理論として破綻してしまっている主張は受け入れ難いということですね。
書き切れないのでTATTOOの話し、もう少し続きます(たぶん)。
今回は以上で。