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音楽シーンを盛り上げるメディアになるために今思うこと

2024/12/05追記

音魂では、取材アーティスト様および音楽シーンを一緒に盛り上げていきたいインタビュー様を募集しています!

元の記事はこちら

運営の、本城あゆみです。いつも読んでいただきありがとうございます。

おかげさまで音魂はMaiteaさんの記事で第5回を迎えることができました。反響も思った以上にいただいており、嬉しく思います。始めた当初は、インディーズ音楽メディアという存在が、世間にとって本当に必要なのかどうか不安な気持ちもありましたが、それを拭い去るような応援や感謝の声を頂き、本当にありがたい気持ちです。

―音魂が目指す方向性について

音魂が目指したい方向は、「音楽を愛する人たちが集う場所」ということです。アーティストは発信を。読者は発見を。関係者は発掘を。それぞれの立場で目的は違えど、訪れることで、何か見つけられるものがある場所であれば嬉しいです。

―「人の感情」という原点に立ち戻ること

私本城あゆみ自身が、アーティストの方と対談していて思うことは、みな根底に強い信念を抱いているかたばかりだということ。

その活動の上で、ライバルは当然何をしていても現れます。ですが、今の世の中機械やAIの目まぐるしい進化の中で半年後にはまた世の中は変わり人にしかできない表現のカタチが求められるようになるでしょう。先ほどアップした音源は人が歌っているわけでもなく、すべてAIです。ご存知の通り、現代社会はAI音源で溢れています。僅かな息遣いや演奏のいい意味での粗さまでも表現しています。今後の予想ではボカロが流行った頃のようにAIミュージックが流行るでしょう。その中において、人の演奏に求められることは何だろうと考えさせられることがあります。

その中で、これからの音楽で求められるのは、おそらく人の感情という原点に立ち戻りそれぞれが手を取り合うことではないかと思います。

―インターネット配信が主流の世の中で、「生音」の良さを伝えたい

便利だったCDレンタルショップも、今や街の中で見かけることはありません。レンタルショップの存在という記憶すら人の中では薄れてゆくもの。インターネットで気軽に音楽を楽しめるようになってきた世の中で、今後人々はどのように音を求めていくのでしょう。私はライブハウスで生音で音を聴くのが大好きですが、世の中の多くはコロナ禍を経て、よりネット配信に動きが傾いたかと思います。大好きなライブハウスの幾つかも、運営自体が困難に直面していることを耳にします。

今後の音魂の方向性を考える上で、音を届ける場所、つまりライブハウスの運営者インタビューを計画しています。海外の記事で目にしたことですが、日本のライブハウスの「在り方」は、海外のそれとは全く異なる、というものがあります。海外では「アーティスト」だけでなくその「イベントそのもの」のファンが多いようです。

関西の音楽シーンを語る上でたくさん存在する、素敵なハコ(ライブハウス)には長い歴史があり、それぞれが大切にしている目指す方向があります。今後目まぐるしく変化するであろう音楽シーンをどのように捉えているのか、お話をたくさん伺っていけたらと楽しみにしています。。そして、そのハコならではの魅力も、たっぷり皆様に発信できたらと思っております。

こちらもAIで生成した画像

―「生音でしか得られない感動」を世の中に届けたい

YouTubeや各SNSなど、インターネットで音楽を聴く時代。アーティストと同じ空間で同じ音を共有できる環境を、もっと身近に、もっと気軽に、そしてその発信の場を増やすかがテーマになるのかと感じます。投げ銭スタイルをとる場所も増えてきましたね、それも時代の変化の一つなのだと思います。音魂も、これからの記事や取材で思い切った挑戦が必要になっていくのだと、私自身楽しみにしています。アーティストとしての私ではなく、そこには音魂というメディアを作るものとして踏み出す勇気がいるのだろうと。

音楽シーンを盛り上げるには、まず音楽シーンの動向を知ることからはじまり、それは今の世の中を知ることから始まると思います。今後も、「この記事面白い!」などと思っていただけるように、常に学びを深めていきたいと感じております。

今後の音魂にもぜひ注目していただけると幸いです。読んでいただきありがとうございました。

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本城あゆみ

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